JR東海道線に尾張一宮という駅がある。ここは尾張国の一宮を中心に開けた町である。その一宮は真清田(ますみだ)神社である。そこへお参りに行く途中に、もう一つ一宮があることを知った。こちらは大神神社、大和一宮と同じく大神神社と書いて「おおみわ」神社と読む。我が三輪の名前がつく神社なので、真清田神社から歩いて大神神社に向かった。
住宅地の中にある神社は、村の鎮守といった感じで、真清田神社に比べれば格の違いを感じる。宮司さんも居られないので、ご朱印は離れた場所に行かなければもらえないようだ。朱印集めの趣味はないので、私はべつに困らないが。
なんでこのような神社が尾張一宮を称しているのか、ちょっと不明。大神神社という由緒正しい神社の仲間だから、一宮になったのか? 大和一宮のほかに一宮を名のる大神神社はこのほかにはない。たぶん大和の三輪一族がこの地に神さまを伴って移住してきたのだろう。
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