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地形からの調査で逆断層と考えられてきた。
ほぼ20キロ |
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断層崖の形態は
撓曲崖(とうきょくがい)
・・・柔らかい地質なので膨らんだようになる。
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M7.4 程度の地震を起こす
↓
北東側が2-3m上昇
↓
今後30年間に地震の発生
の可能性は高い。
(基礎情報は貧弱)
↓
さらに情報収集が必要
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本調査地・日産村山工場
本来の地形を削ったり
埋めたりしてある。
断層崖にそって残堀川が
流れていた。
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武蔵村山市の榎という
場所。
トレンチの長さは250m。
掘ってみるのが一番早い確認方法だが、住宅地などではこんなことはできない。 |
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砂利の層が見える。
これは立川礫層
昔の多摩川が運んできた
川の砂利。
N(北)方向の面、
(南を向いている斜面)
右側(東側)が膨らんで
持ちあがっていることに
なっていたが
そんな兆候は見えない。
東側が高くなった
逆断層説は疑問??
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N面 南を向いた面:ロームは断層の東側の高い所にあったはずだ。でも削られて見えない。 |
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前に人がいて、陰になっているので文字は見にくい。
白い縦長の礫は粘土質の塊。
こんなものがあることは
不思議。
断層によって縦に窪地が
生じ、そこに上から
砂利が落ち込んできた。
一緒に粘土質の塊が
落ち込んできたので
縦に立った状態に
なっている。
ここらが断層帯だろうと
考えられる。
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立川ロームは
富士箱根火山の火山灰
であるから、広く分布しているはずだ。
しかし途切れている。これは工場建設時に人工的に剥がされたので、昔の状態ではない。
ほんらい写真の右側(東)
方向に続いていたはずだが
それは同じ高さにの位置には見えない。
東側では断層によって
5mほど上に上がって
いたらしい。
でも今はどこにも見えない。
もし立川ローム層が切られていたら、活断層の活動時期が分かるのに。 |
S面 方向(北側を向いた斜面) どこが断層か?? ロームの塊がなんでこんなところにあるのか?? |
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S面は南側の面。北に
面している崖。こちらにも同じように砂利の層がある。
ここには断層崖の下を流れていた残堀川の堆積物が立川
ロームの上に残っている。
残堀川は立川断層に支配されて流れていただろう。 |
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立川断層が繰り返し活動した跡が見える。
断層はほぼ垂直で、逆断層ではなさそう。
撓曲構造は見つからない。
逆断層ではなく、横ずれの可能性が高い。
しかし右横か左横かは不明。
今後の課題の明確化 |
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西武拝島線の土手の高さが、断層の落差を示している。ほとんどこんな畑地だった。 |