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 四国お遍路 第4弾 高知県    2015.9.21〜26 
昨日は第36番の青龍寺まで行った。宇佐大橋を渡ったら、国道沿いに行けば
よかったのについ、新しく復活した遍路道に入ってしまった。これはちょっと間違いだった。

青龍寺を出たときにはそろそろ夕暮れになりかかっていた。
同じ山道を戻るには遅すぎる。真っ暗になったらあの急坂は歩けない。
ちょうどお参りが終わった車の遍路さんが、「乗っていく?」と言ってくれたので
渡りに船で、5キロほど乗せてもらった。

バス停のそばのスナックに頼んであす朝まで自転車を預かってもらう。
バスで高知駅まで戻って、コンフォートホテルに泊まる。昨日の大雨警報以来
何人かのお遍路が避難してきている。

本日は目標のお寺がない。次の第37番岩本寺までまだ80キロほどある。
今回の日程は本日までなので、お昼までに行けるところまで行き、
自転車を預けて列車で戻り、龍馬空港に行くことにした。


レベッカさんに預けた自転車。 大窪寺まで75.0q、こんな標識意味あるの??
船でいく手もあった。ちょっと遅かった。 静かな入り江
入り江だが、まるで湖。 下地図のギザギザの半島が横波三里。
あれ!昨日会った人だ! 船に乗ったそうだ  プロのお遍路さん!
 坊さんがお馬さんにかんざしを買った!  こんな格好で、お遍路!
 安和駅近く  焼坂峠へは行けないんだって!

須崎までかなり遠かったが、今回の最後日なのでけっこう頑張ることができた。須崎でやめた方が帰るのには都合がいいのだが少しでも進んでおこうと考え、安和までさらに歩いた。

お遍路地図を見ると、安和から山に入ることになっている。トンネルの手前に国道からの分かれ道があることがわかっていたからだ。 ところが上の写真のように焼坂峠は通行止めで、トンネルを行くように書いてある。「ありゃりゃ!」 

分岐のそばにある小さな道の駅のような建物に入り、自転車を預かってもらうことにした。1か月後にまた来るので、
「一か月分の預かり料金を払います」と言ったら、
「お遍路さんから料金など取れません!」と言って倉庫の中に丁寧に保管してくれることになった。

軽い気持ちで1か月後に来ますと言って東京に戻ったが、まさかまさかのことで、1年ちょっと預かってもらうことになった。私と奥さんが連続的に胃の手術をすることになったからだ。さらに半年後の健診でもまたもや手術を繰り返したので、もうお遍路も終了だとあきらめたこともあった。

しかしまた戻ってくるからな!と約束した我が愛車に申し訳ない。結局翌年10月まで1年1ケ月間ここに戻ってくることはできなかった。管理の方には保管料を入れて手紙を出しておいた。・・・・・この項目は2020年に追加!


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