戸隠奥社、雪遊び!

  例年この時期に長野県の戸隠高原で雪遊びをしている。我が都立大の山岳部の有志がお金を出し合って山小屋を作ったのはもう40数年前。それから2代目のログハウスもでき、OBたちが楽しく前向きに使ってきた。近年は山岳部の現役を集めてきたが、若い連中は群れることを嫌う傾向にあり、大OBたちと同じ釜の飯を食うという楽しみを知らない。  現役連中は近くに来ても、山小屋に寄らないことがおおい。年寄連中は何とか若者に引き継いでもらいたいのだが、どうもうまく世代交代はできそうにもない。ここ数年同じ話をしているが、うまい解決策はない。じいさんたちが自分たちで細々と維持していくしかないようだ。翌日はスキーを始めたが、顔にバチバチ当たる氷粒のために早々に引き上げ。老人の半日券は2600円、十分に元は取ったかな!

京都宝ヶ池

本日も明け方の空を見上げたが、志摩半島よりも明るく、流星群は見ることができなかった。寒いのでまた布団に潜り込んで、8時にやっと出発。京都国際会議場の裏手にある宝ヶ池を散策して叡山電鉄の一条寺にでるコースを歩く。宝ヶ池ではカワセミを見つけたが、教えてくれた方がいるだけで静寂。東京なら大砲のようなカメラを持った人が集まるだろうが、ここなら私でもゆっくり撮影できる。オシドリが群れて泳いでいる。

ちなみにオシドリ夫婦と言えば、末永く添い遂げる夫婦の象徴みたいだが、実は仲のいいのは卵がかえるまでで、ひなができるとオスはさっさと去っていき、オスだけで群れおり、翌年は必ず別のパートナーと過ごすのだそうだ。オシドリ夫婦というのはそういう夫婦のことだそうだ。

大文字焼きの「妙」の字がある山を過ぎ、叡山鉄道に出る。それには乗らず白川通りにでて、宮本武蔵の決闘の場である一条寺下がり松を目指して歩きました。京都の北は寒い。比叡山は雪がついています。

志摩国一宮・伊射波(いさわ)神社

志摩には伊雑宮(いぞうのみや)という一宮がある。ところが鳥羽にもう一つ志摩の一宮がある。一国に一宮が複数あることは珍しいことではない。昨年伊雑宮にお参りしたあと、それを知って軽トラックに載せてもらって、訪れたのだが、自分で探して行ったのではないので、ルートの記憶があやふやだった。今回志摩の竹内さんが古民家復元でウッドデザイン賞を受けたという連絡をいただき、見学に行くことにしたので、ついでに伊射波神社を訪れた。途中で道を間違えたぐらいで、軽トラック道は覚えていなかった。今回確かめることができたのはよかった。

杉並区・太田黒公園・紅葉

杉並区にある太田黒公園で紅葉が真っ盛り。ライトアップもさえているとの放送があった。紅葉ミーハーとしては何をおいても駆けつけなければ。ということで、新宿からJR中央線荻窪駅で降りる。駅前には我らと同じような老年ジジババが地図を持ってウロウロしている。テレビの影響は大きい 駅からは15分ぐらいのところに、太田黒元雄さんの邸宅跡の公園があった。太田黒元雄って誰! 我々の時代の人は知っているが、ほとんどの人が知らないようだった。 十分に堪能したらおなかが空いた。荻窪付近は我が大山とは違ってしゃれたお店が沢山ある。「org-野菜とチャコールと」という店に入った。2017年3月にオープンしたばかりの店。おいしいランチでした。

石神井公園・紅葉

毎年この時期は紅葉池めぐり。だんだん足が弱ってきた。昨年は石神井公園から三宝寺池、さらに善福寺池まで行ったが、今年は前の二つだけ。カワセミが来ていた。大砲のようなレンズが並んでいる間に混じって、我がデジカメで撮ってみた。12枚ほどとったのがこの写真。1.8万円のCASIOのデジカメでもこれだけ撮れる。私には十分だ。  池に映ったラクウショウの黄葉がなかなかいい。もちろん色はモミジの紅葉のほうがすばらしい。石神井池の前の道は狭くてバスの通りが大変だったが壇一雄の旧宅がやっと立ち退いたので工事が進みそうだ。新しい道路脇にある焼きたてパンを買い、池脇の休憩所で食べる。なかなかよい。

牛天神 神頼み!

後楽園でも梅まつりをやっている。でもちょっと混んでいそうなので、近くにある牛天神に行ってみる。こちらも梅の名所、さらに学問の神さまなので神頼みもかねて梅鑑賞をした。安藤坂の途中にかなり急な階段がある。滑らないようにしながら上の梅を見る。ちょうど満開。さらにメジロが花を散らしている。梅にウグイス!と言われるが梅に群がるのはメジロだ。   梅を見た後に安藤坂を上って春日通りを渡り伝通院に行く。立派な仁王門を見ながら善光寺坂を下って猫ビルを横目にお散歩しながら茗荷谷駅まで行った。伝通院あたりは我が峠楽会認定できるような峠道だ。

葛西臨海公園 水仙

今が見頃というので、お昼を食べてから出かけた。我が家から葛西臨海公園駅までは、有楽町線の終点、新木場で京葉線に乗り換えてひとつめ。駅前からすぐに公園は広がっている。大観覧車の下あたりに水仙畑があった。もうちょっとさかりは過ぎた感じ。明後日1月30日は宮本常一先生の命日で「水仙忌」 1年ぶりに昔の仲間が集まる会になった。みなさんに会えるのが楽しみになったが、だんだん欠けていくのが寂しいことだ。

帰りはバスに乗ってみた。堀船行き。途中江戸川陸上競技場が見えた。いつも60最超のサッカーをやっていた場所だ。反対側から見たことがなかったが、立派な親水公園が作られている。江戸川と荒川を結ぶ運河だったようだ。ぶらりバークラブの時にも行っていない。こんど歩いてみなけりゃ。

水仙だけでなく、河津桜、梅、蝋梅 などいろんな花が咲いている。遠くにディズニーランドが見える。遥か彼方には海ボタルも見えた。

初めて晴れた! 樹氷見物!

  天気予報は27日の午後から荒れ模様ということだった。山形県の海側の酒田などではもう強風注意報、警報がでてきたので、今日は一日温泉かなと思っていたら、急に青空が出てきた。昼間ではなんとか青空は持ちそうなので、急いでゴンドラに乗って頂上へ。すばらしい樹氷原を見ることができた。頂上付近はもうモンスターになっているが、下はもう一息。2月が一番見所だという。ライトアップもあすからだそうだが、私たちには十分すぎるほどの風景だった。満足して温泉街のレストランで食事をして、もう一回行こうかと外に出たら、風の音がすごくなった。気象庁の予報どおり、荒れ模様になってきた。急いでホテルに戻って、帰り支度。温泉から出てくると、雪まみれの人が戻ってきた。上のゴンドラは強風で停まったので、帰りは大変だったとのこと。早めに切り上げて良かった。早めに山形駅に向かい、駅前でご苦労さん会。東京には11時前についた。

叢猫戯画(そうびょうぎが)

毎年集めている長野亮之介画伯のカレンダーの題名だ。今年は酉年だが、そんなことはお構いなく猫が主役。新年会の時にT君に頼んだつもりだったが、反ボケ状態なのでやはり「つもり」だったようだ。本日製作者のMさんに会って、手に入れることができた。さすがの力作だ。

この星の光の地図を写す

水戸市の芸術館現代美術ギャラリーで開催されている石川直樹さんの写真展「この星の光の地図を写す」を見に行ってきた。水戸芸術館はあのへんてこりんなタワー(Art Tower)がある建物だ。地震があるたびに揺れている姿が映されるので、私もしばしば見ていた。実際に訪れると立派さに驚く。磯崎新の設計、初代の館長は吉田秀和という豪華メンバーの水戸芸術の拠点だ。

石川君の写真は全部のギャラリーを使って展示されている。個人の写真展でこれだけの数を展示してあるのは見たことがない。ともかく写真の量に驚く。この写真はすべてフィルムで撮ったものだ。フィルムは貴重で重いので一枚ずつ丁寧に撮らなければならない。そのほうが気合が入ると述べている。確かにデジタルではめちゃくちゃにたくさん撮って、いいのを選ぶことができる。芸術家はその瞬間を切り取るのだから、一枚ずつ物語が作れる。

たぶん写真家からみたら、「なんじゃ!これは!」というような写真がある。もっと天気のいい時間を待てばいいのに! しかし彼の被写体はヒマラヤや極地、海中など命ギリギリのところでカメラを構えている。その時には天候など考慮している暇はない。その時その時を切り撮っているのだから、多少ピンボケになっても、そのほうがリアリティがある。まさに石川直樹がみた自然そのものを表現している。すばらしい写真展だった。できたらこのまま数年間、常設展にしてほしい。巨匠と言ってもいい。

水戸駅に着いたらちょうど梅大使の着物の女性たちが迎えてくれた。今日から偕楽園などの梅の名所をPRする人たちだ。10人集まるのは今日が初めてで最後なのだそうだ。今年初めての梅見のお客ということで、並んで写真を撮ってもらった。我が家にとっては重要な一枚の写真!170106mito02

初日の出じゃなく月、金星

170102moon 初日の出を撮りに行こうと思っていたが、目が覚めたらもう日は高く昇っていた。本日は箱根駅伝。昨日のトヨタ自動車とおなじく青山学院大も三連覇がかかっている。こちらは予想通り確実に走ってトップで箱根に到着。箱根山登りでは今年は山の神もいないので波乱もなかった。青山学院の三連覇はほぼ確実になった。

本日は息子、娘一家がやってきた。普段は高齢者家庭なので、にぎやかな一日になる。奥さんは「大変だ!」と言うがうれしそうだ。その昔は卒業生など20人ぐらいが来て、大騒ぎしていたっけ。それから比べたら、楽なもんだ、とのこと。

夕方になって空を見ると、4日月と金星が接近している。こりゃすばらしい。初日の出は撮れなかったが月は撮ることができた。イスラム系の国旗は月と金星だ。イスラムの国にこれ以上波乱が起きなければいいけど。

トンネルを抜けても雪国ではなかった

cimg0458 この時期はJRジパングの3割引切符が使えないので、青春18切符(11850円)を使って越後湯沢にきた。池袋を10時18分の高崎行き、12時22分の水上行き、13時40分の長岡行きの2回乗り換えで越後湯沢には14時12分についた。片道2370円だから高速バスよりもかなり安い。「トンネルを抜けると雪国だった!」の関越トンネル(?)を抜ける列車は1日に3本しかない。本日は4両の増結だが、ほぼ満員だった。

◆我が家族は30年も前、越後中里駅前スキー場に日帰りで行き来していた。そのときはもう少し本数があったような気がする。いまはスキー場にはあまり雪が無いので、ほとんど人がいない。まあ空いてていいけど、これじゃ経営は大変だろう。

◆家にいると大掃除、窓掃除、正月用意など、邪魔になってはいけないので出てきただけだ。着いた時には青空も見えた(写真)。しかし夕方から大雪の感じで、窓の外、車の上はもう50センチ以上積もっている。ちゃんとワインも持ってきたので雪見酒!見る見るうちに積もっていく。お正月は雪国になるかもしれない。めでたしめでたあし!