老人の日? 口は災いのもと

9月15日は「老人の日」だと思っていたが、いつの時からかハッピーマンデー制度という法律によって、3連休にするために日にちを動かすことになった。今年は9月19日の月曜日が「敬老の日」として祝日になっている。65歳以上が敬老の対象だというから東京都は人口の4分の一が敬老対象らしい。自分も十分にその対象だが、お祝いを配る若い人は大変だろう。

いろいろ調べたら、なんと9月15日はまだ「老人の日」として残っているのだそうだ。こっちは最初に作られた時の祝日名で、敬老の日となったのは2003年からだそうだ。私の「老人の日」の記憶はまちがっていなかった。

老人になるといろいろ余計なことを言って問題を起こすことが多いので、私も大いに気をつけている。でも石原慎太郎もと都知事のように、ウケると思って暴言を吐いて、いま窮地に陥っている人もいる。「厚化粧のバアサン」発言は小池新都知事誕生の最大の応援になった。小池さんはにこやかに対応をしていたが「あのオヤジめ、今に見ていろ」と心の中で思っていたに違いない。

築地の移転問題、小池さんはあの情報はとうぜん持っていたのだろう。延期すると一日700万円と言っていた自民党都議、豊洲移転賛成派、マスコミなど、もうすっかり黙ってしまった。自民党はもう小池さんを処分どころか、石原さんを処分しなければいけなくなったなぁ。石原元都知事は、老人力を発揮して、知らないとか忘れたとか言っているけ。しかし「長」たるものは責任をとるために存在するのだ。いつもはひまでも、いったんことがあったら全責任を負わな枯ばならない。作家先生なら「今度のことは全部私に非がある。申し訳ない!」と言って、三島由紀夫のように格好をつければいいのに。

石原さんは黙って居りゃいいのに、「厚化粧」などど発言するから、みっともない老後になってしまった。他山の石にしなければ。恥ずかしい老人の日でざんねんだ。