6月暑い日、トランプ脱退

トランプ大統領がパリ協定から脱退すると発表した。やっと世界の国々が調印して発効することになった地球温暖化防止協定なのに。日本はアメリカに追従していて昨年までは入っていなかったが、オバマ大統領の説得によって参加することになった。しかしトランプさんが脱退といったのでどうするのか?

環境大臣はアメリカを説得すると言うが、総理や大臣は何も言っていない。一応ポーズだけはアメリカは復帰すべきだと言っている。ポーズという理由は、トランプさんの「脱退」を産業界は歓迎して、アメリカの株価は一気に上昇した。それに合わせて日本の株価は2万円を一気に超えてさらに上昇している。脱退を経済界は関係しているようだ。ここで「脱退」に反対すると経済界から反対されるのではないか。様子見をしているのだろう。

トランプさんにとっては温暖化防止よりも経済回復の方が大事なのだ。低迷していた石炭業界、シェール石油業界など活気を取り戻している。日本もその恩恵にあずかれるのだから、アメリカを引きずり下ろすことはないというのが本音だろう。デーブスペクターさんが「なんでトランプ大統領は脱退するのですか?」と尋ねられて「単純にバカなんですよ」とコメントしていた。自国の大統領をいとも簡単に切り捨てたが、日本のコメンテーターはいろいろ忖度していた。

でもダメなものはダメとはっきり言わなければますます付け上がるだろう。忖度など必要はないはずだ。これは日本の指導者に言わなければならない。もしかすると首相はトランプさんは賢いのできっと何かいい解決をしてくれると期待しているのかな。自分にはできなかったが、こんなに株価急上昇させることができたのは何か素晴らしい力を持っていると、我が首相地は考えているのかもしれない。・・・これも忖度だな。

それしても日本国は暑いなあ。このままいくと日本は台湾あたりの気候になる。首都機能は北海道に移さなければ。・・・北方領土や樺太を取り返さなければ。