なつかしい人に出会う!

12月2日(土)には高校時代の友人たちとあった。名古屋からわざわざ出てきてくれた。ラグビー部にいたいかつい体の男で、我が校のボス的存在だった。他校の悪童に睨みを効かしてくれていたので、私たちは他校に試合に行っても一目置かれていた。ありがたかった反面、テストの時には「オレは勉強してないから0点だ。お前も白紙で出せよ!」と威嚇されて、やっと解いた回答を消して0点になったこともあった。しかし彼はちゃっかり隣のを写して半分ぐらい得点していた。今から考えればとんでもないいじめだけど、当時は強いものには逆らってはいけないと思っていた。「そんなこともあったよな!わるかったなあ!」50数年ぶりの楽しい思い出だった。

数日後、これまた懐かしい人にあった。子どもたちが小学生だったころだからもう30数年前に英国のドーバー行った。彼女がドーバー海峡を水泳横断するのを応援に行ったのだ。日本人初の快挙の後のトライだったので結構気楽でわが娘も一緒に、冷たい海に入ったことを思い出した。私は手を入れただけでとても入る気はしなかった。ドーバーの水はとんでもなく冷たかった。その後、彼女に進められて書いたのがわが最初の著書である「水水水こぼれ話」(窓社)である。
彼女のダンナには数年前に2年続けて上高地から徳澤の間でであった。それも偶然も偶然! 今回彼女にあったのも我が家の近所で横断歩道にならんでいるときに目があったからだ。こんな偶然もあるものだ。我が家の奥さんを呼んでしばらく昔話に花を咲かせた。

もうひとり、こちらは今年の5月鳥海山のスキーでご一緒した方だ。大谷さんのドルポの会で半年ぶりの出会い。彼女は私よりも年上だが、とてつもない体力の持ち主。毎年夏は南アルプスの聖小屋(3000m)で3ヶ月間まかないをやっている。「暇なときには兎岳まで走っているよ!」とのこと。ここで会えるとは思っていなかったので写真を持って行かなかった。鳥海山の頂上からのテレマークスキーの勇姿です。私よりも数歳上の女性ですよ。すごいとしか言いようがない。