新宿鬼王神社の狛犬

自粛自粛でどこにも行けないが、9月に入ればもう三密さえ避ければ外出オーケーの様相になってきた。ということで「狛犬楽会」の探索会を再開する予定ですが、その前に気になっていた新宿歌舞伎町の鬼王神社に行ってきた。歌舞伎町こそが都内の最大クラスターでテレビでも何回も取り上げられている。最近小池都知事が話題にしなくなったのは、歌舞伎町のコロナは鬼王パワーで吹き飛ばされたからではないかな。 大久保村の氏神であった稲荷神と、熊野から勧請した鬼王権現を合祀して「稲荷鬼王神社」となった。大久保村の鎮守なので、歌舞伎町からはちょっと離れているが近年歌舞伎町界隈ではちょっとしたパワースポットとして知られている。ちなみに「鬼」を祭神としているわけではない。鬼王がだれか、だれも知らない。

この神社には二対の狛犬がいる。正面の狛犬は護国系の威張り狛犬だが、拝殿前の狛犬は阿吽ともに子育ての愛らしい狛犬である。もう一枚写真をならべてみる。向かって左側の「吽」の狛犬の子供の様子はよくわかるが、右の子供の狛犬の姿はよく見ないとわからない。お父さん狛犬のひげをしたからかじっているのだ。

この神社はわれら富士塚楽会、狛犬楽会では外せない神社で、裏手には富士塚がある。と言ってもかなりじゃけんに扱われており上半分と下半分が別々に置かれている。本来はもっと立派なものだったろう。写真を載せておきます。