第4日目、宇和島につきました

本日は松尾峠という大きな峠を越えて宇和島につきました。この峠にはトンネルがありますが1770mもあり、国道56号線には大型トラックが行き来しているので、とても歩けません。そばに昔の峠越えのお遍路道があるので、そちらに入りました。
ところがそこはあまり整備がしてないので、道は崩れ、倒木にもおおわれていました。しかしここは遍路道でお休みどころもあります。昨日泊まった「大畑旅館」は獅子文六という作家が2年間も逗留していた宿。代表作が「てんやわんや」だそうで、それにあやかった「わんや」という命名らしい。「わんや」を過ぎて下ると巨大な採石場、ごみ焼却場が建設中で、ダンプやローリーが入って来る。そんな道は少しだったが、山道もあまり整備がしていない。国土省の人が、「整備していないでしょう。四国の道はトンネルを通る道ですよ」とのこと。遍路道と、四国の道とは管轄が違うので整備状況は違う。国土省は「四国の道」を通したいのだろう。私としては遍路道のほうを整備してほしいのだが、力がなくてなかなか整備できないようだ。
国道56号線を歩ているとここ三日間毎日会うオーストラリア人にあった。替えの方が早いので先に行ってもらう。宇和島警察あたりでバスに乗る。

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