旅の文化研究所発行「旅の民俗」シリーズ

旅文化研究所から「旅の民俗シリーズ」3巻が発行された。それを記念したシンポジウムが開かれたので、我が家の奥さんと出かけた。執筆者の多くは知り合いなので、興味深かった。「女相撲の旅」の著者の亀井さんとは何年ぶりだったか。むかし観光文化研究所で女プロレスの話を聞いたことを思い出した。冒険と探検を書いたのは岡村さん、行商人の旅を書いたのは山本さん、みな活躍している人だ。

竹細工の旅を書いたのは稲垣さん、あのガキやんだ。今も竹細工職人として各地を回っているのだ。数年前にもあったが、迫力は昔のままだった。著者の人たちはほとんど会場に姿を見せたが、彼だけは来ていなかった。私には文章を寄せたというだけでも驚いた。人前に姿を見せることはしないのは彼の流儀だろう。彼に文章を書かせた神崎所長はえらい。

津軽三味線の旅は二代目高橋竹山さんが書いた。さらに津軽三味線は演奏は本日の目玉だった。友人の関根夫妻は大ファンだというので誘った。満足してくれたようでよかった。津軽三味線奏者の車谷君も誘ったら、台湾から来てくれた。かれも満足してくれたようだ。よかった。

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