志摩猪子家・ウッドデザイン賞

志摩の竹内さんが復元作業をしていた古民家の猪子家がウッドデザイン賞を受賞し、登録文化財にも指定されるという。竹内さんは「志摩という国」というアーティストブックを作った方だ。その本は昨年の7月、伊勢志摩で行われたG7サミットで公式のお土産になり、オバマさんやメルケルさんに渡された。もちろん彼らが読むことはないだろうが、その著者は宮本常一先生と何を隠そう!、この私である。

その竹内さんは賢島に近い場所にあった旧財閥系の方の別荘を譲り受け、復元を始めた。当時は大変立派なものだったが、すでに朽ち果てており壊して新築した方がはるかに安上がりだったというが、竹内さんは旦那さんと一緒に復元に取り組んだ。私は一昨年復元途中の屋敷を見せていただいたが、今回は完全に復元されている。本日は旦那さんだけしかいなかったが、奥さんが9割、私が1割の作業だったと謙遜されていたが、すごいことだ。玄関前に立派な桜の大木がある。満開のときにまた来る約束をして別れた。

志摩猪子家・ウッドデザイン賞” への1件のコメント

  1. 三輪先生、
    旧猪子家を早速ブログに取り上げてくださりありがとうございます。
    冬になって、木々の隙間が広くなり、緑の雑草も伸びず、さっぱりした感じ
    になってきました。これからが活動時期です。イノシシが竹林にタケノコを探りに来るのは2月の初め。それまでに竹垣の補強をします。
    樹木の間伐、キノコの菌打ち、人の歩く小道の柴刈りなどなど。
    桜の季節にお会いするのを楽しみにしています!

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