無段差社会

夕方の銀座に行ったのは何年振りか? というよりも行ったことはなかったかも。大昔の知りあいの相田さんが銀座のライブハウスで歌うというので行ってみた。昔はすごうでの編集者で、私はいくつかのPR誌に連載を持たせてもらった。私の最初の本「水水水こぼれ話」は相田さんの企画でできた本だった。

その彼は数年前大きな事故で、全身まひの身になった。数年間のたいへんなリハビリの結果、右手だけがかろうじて動くようになった。つい最近介護付きだが電動の車いすで外出できるようになった。今彼は「無段差社会」の実現を目指して活動を立ち上げた。すべての段差、差別を解消しようというイベントを催している。彼の思いに同調する人は多く集まっていた。

桜のころに久しぶりに会ったのだが、それから半年もたたないうちにこれだけのイベントを開催できるなんて、まさに昔の凄腕編集者の魂がいきているのだろう。 感動的な集まりで、涙がこぼれそうになった。

もうそろそろ人生も終焉と感じるこの頃だったが、私ももう少し動き回ってみるかという気になった。外に出て日比谷駅に向かうところに、太陽の塔みたいなのがあった。そういえば彼と一緒に大阪の万博公園に行ったことがあったなあ。写真を入れるつもりだったのですが、見つからない。後程!

日八会さくら祭り 無段差社会

日本橋八重洲さくら通りで、「日八会」さくら祭りが開催されている。まさに東京駅の真ん前という場所だ。両側の桜並木の下、生ビールやワイン、お酒などの飲み物や焼き鳥などの軽食やおつまみの模擬店が出ている。通りを閉鎖してラグビーの世界選手権を盛り上げるイベントも開かれ、実業団のラグビー選手が大勢壇上に上がっている。

 このイベントに古い友人のAIDAくんが「無段差社会」のブースを出しているので見に行った。彼は現在は電動車いす生活である。その生活から街にはいかにたくさんの段差があるかを知った。車いす生活者が外で生活するために、段差がどこにあるかを示す地図アプリを作るNPOを立ち上げたとのこと。まだ第一歩だがいい企画だと思う。

 彼はさらに段差は地面だけではなく、人間の心の中にもたくさんあることも知り、心の段差も考えなければいけないと言っている。この指摘も重要だが、いかにして段差を取り払えるか我々も考えなければならないなあ。最近私も高齢者と社会の段差を感じている。どう考えればいいのかヒントが欲しい。ともかくAIDAさん、頑張ってほしい!