尾浦港 いのちの石碑

2011年の7月に地平線会議の仲間、か曽利くんやシェルパくんたちと尾浦漁港へ手伝いに行った。津波の襲われた港には数十軒の家があったが、すべて壊され、がれきの山になっていた。何をしていいか分からず、とりあえず半壊状態の家の瓦をはがして、ちょっと上にある保福寺に運んだ。家々はその後重機で取り壊され、きれいに整地された。後になって考えると、我々のやったことは何にも意味はなかったが、その時にはなんとか体を動かさずにはいられなかった。

その後2回ほど訪れたが、沈下した港はかさ上げされ、漁船は多く戻ってきていた。ホタテの養殖も順調ということだが、港には一軒も家はなく、さびしい。漁民の方は仮設から車で通ってくるのだそうだ。今後この港がどうなるのだろうか。

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2011年に来た時の写真

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今年の写真 

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保福寺の前に建てられていた「女川いのちの石碑」
「ここは津波が到達した地点なので、絶対に移動させないでください。
もし大きな地震が来たら、この石碑より上に逃げてください。
逃げない人がいても、無理やり連れ出してください。
家に戻ろうとしている人がいれば、絶対に引きとめてください。」