ゴミ箱は空にしない!教訓1

3月1日(月)
毎日日誌を書こうとおもっていても、ちょっと怠けるとすぐに2,3日立ってしまいます。今日はもう3月、昨日の日曜日は1日、今日浦和のコーペルという消費者団体で「水の惑星・地球」というテーマで話をすることになっていたので、そのレジメと映像作りに追われた。

自前の画像の他に何かいいのがないかとインターネットを探したら、なんと首相官邸のホームページに「水の惑星・地球」というのがあった。子どもたちに水の大切さを教えるコーナーである。なかなかよくできてはいるが、はたと思った。

シャワーを浴びるときには時々蛇口を止めよう、お皿を洗うときには貯め洗いをしよう、歯を磨くときには水を出しっぱなしにしない、など正しいことが書いてあるのだが、これって首相官邸のやること?って。 こんな話は家庭で学校でやることだ。テレビでもマスコミでもいい。首相官邸はもっと拉致問題とかイラクへの自衛隊派兵問題とか鳥のインフルエンザとか国家的問題をきちんと国民に知らせることの方が大事だ。当たり障りのない「水を大事に」なんてことをやっている時か! などとブツブツ言っているうちに夕方になってしまった。それでもやっとパワーポイントの画像が完成。ビールを飲みながら、

下書き用の画像を削除した。

昼に家を出ると小雪が降っていた。2月は春のようだったのに3月に入ったとたん冬に逆戻りした。早めについてパソコンのテストをする。

ない!ない! 

昨日作ったパワーポイントの画像がないのだ。1時間半のあいだ画像がなければ聞く人は退屈する。ただ話だけでその時間を持たせるほどの力量はない。「どうしたらいいのだ」と少々あわてる。
そのとき「ハッ」と思いついた。昨日ビールを飲んだときに、いらないない画像と一緒に削除したのではないかと。 パソコンの中のゴミ箱を開けてみた。

あった、あった! 

ゴミ箱を空にしないでよかった。予定の画像が出てきたのは5分前! 雪のなか、汗がでるほどの緊張だった。しかし何事もなかったように予定の時間を終えた。事前に時間をかけて努力したので、皆さんに喜んでもらえた。

●教訓! 気楽にゴミ箱に捨ててはいけない。ゴミ箱は空にしない方がよい