西蔵漂泊 出版記念会

 江本さんの西蔵漂泊(せいぞうひょうはく)の文庫本の出版記念会が四谷の主婦会館の7階で行われた。地平線会議の丸山君、武田君のコンビですばらし会になった。よくれだけの会ができたものだと感心する。江本さんの満足そうな顔が印象的だった。
本の内容はチベットに潜入した十人の日本人の働きを描いたものだが、初版の当時は3人の日本人もまだご存命だった。私は初版の本を何冊か持っているのだが、その中に野元甚蔵さんのサインが入った本があった。地平線会議に来ていただいたとき、90何歳だったと思うが、その時にサインしていただいたと思う。出席されていた家族の方にお見せすると「へーっこれがおやじの字だ!」と懐かしんでくださった。私はミーハーですぐにサインをお願いするが、役に立つことはあるなあ。
この日、デールを着て司会をしてくれたONISHIさんが、大いに関心を持ってくれたので、プレゼントをした。私は終末期の身の回り整理をしているので、懐かしい本もどんどん整理中。喜んでもらってくれる人がいたら、もらってもらうことにしている。そういえば参加していたKITAMURAくんにも「あるくみるきく」を創刊号から全部もらってもらったなあ。
ということです。ところでチベットに潜入した十人の日本人。今回は時代別に十人に描かれている。忘れないように、ここに記述しておく。
能海寛、成田安輝、寺本婉雅、河口慧海、矢島保次郎、多田等観、青木文教、野元甚蔵、木村肥佐生、西川一三、

地平線会議で話します!

DSCN2701 「ちょっとそこまで走り旅」の出版と合わせて地平線会議でお話をさせていただくことになりました。私は1979年9月、第一回目の地平線会議の報告者です。もう37年前のことです。それ以来今回で443回目。私も30年間関わってきた。報告会の案内は、最初はKIYO瀬高校のガリ版を借りて印刷していた。そのあともいろんな高校の輪転機をひそかに借りていたが、私が退職して、現在は新宿区の区民センターの印刷機を借りている。MORI井さんという名人がE本さんの原稿をパソコンで編集して印刷している。継続こそ力。すごいもんだ。

最近ボケが進んでいるので、話す内容を忘れそうなので、いま画像編集をしている。今回は動画も入れようかと思っている。昔授業をするときにはみんな頭に入っており、ここで脱線などと予測できたのだが、いまはそのタイミングはまったくわからない。なんとかブーイングが起きないように頑張りたいのだが。ちょっと心配。

場所は新宿区コズミックセンター 東京メトロの西早稲田駅のすぐ前です。早稲田大学理工学部、戸山高校前。明治通りに面しています。時間は6時半から9時まで。2次会もあり。 アッ 日にちだけど 3月28日(月曜日)です。 入場料500円。