松戸のお富士さん

昨日常磐線の窓から見ていたら、線路際にお富士さんらしいものがあった。松戸に富士塚があることは知っていたので、あれに違いないと思っていた。しかし水戸まで行く予定だったので、途中下車はできなかった。

帰りに途中下車をして、寄ってみた。線路わきにあるのだが、線路沿いには道路がないので大回りしなければならない。金古神社とあり、線路を超す跨線橋が参道になっている珍しい神社だ。鳥居をくぐると金古神社の社殿があり、そのわきから石段を上るようになっている。神社の社殿から上は富士の溶岩が積み上げてあるので、富士塚の雰囲気だ。

途中には人穴もあり小御嶽神社もある。さらに昇っていくと頂上に浅間神社があった。頂上は都内の富士塚よりもかなり広く、数十人があるまることはできそうだ。その周りに清水講の登山記念の石碑がたくさん立っている。古いものは大正時代、新しいのは平成になってからのものもある。現在も続いている「講」のようだ。すばらしいお富士さんだ。