日永の新幹線!

三重県の四日市からわずか5.7㎞の鉄道がある。「四日市あすなろう鉄道」と呼ばれる。線路の幅は762mm の軽便鉄道規格で、JR線の1067mmの狭軌規格よりもかなり狭い。元は近鉄の路線だったが、2015年から公有民営会社となり営業が開始された。161004utube12 続きを読む

軽便鉄道(けいびん鉄道)

昨日は「旅の文化研究所」の主催によるシンポジウムがあった。テーマは軽便鉄道。いまさらなんで軽便鉄道かと思ったが、その鉄道とかかわった人々が消えていく中で、人々の中に残る痕跡を掘り起こしておくことは、地方創成の一助になるのではないか。あるいは地域の未来を考えるためのヒントになるのではないかということで話し合うことになった。私は軽便鉄道にはこれまで思い出はなかったが、沖縄の軽便鉄道の路線図を復元したことがある、というような経験からパネリストの一人になった。1959”N5ŒŽ‘Œy“d“S  沖縄与那原からの参加者の方から、沖縄では「けいべん」ではなく「けいびん」です。「消えゆく軽便」ではなく、本気で沖縄に県営の軽便鉄道を復活させる。それが沖縄県の復興につながる!という言葉があった。なるほど! 沖縄の人にとって「軽便」であっても鉄道の復興は悲願の一つなのだ。

三重県の北勢線、内部(うつべ)線は軌道幅762㎜の現役軽便鉄道だ。いまでも高校生の通学の足として活躍している。鉄道車両のデザイナーをされているMitookaさんが、最新技術を使った軽便鉄道を沖縄に復活させるのは大変いいことだと賛意を表された。私も多少ともか関わったからには応援したいものだと考えている。
消えゆく軽便ではなく、未来に向けた軽便というのもいいもんだ。シンポジウムの資料にSEKI根さんの写真とOGATAさんのデータを使わせてもらった。ぶらりバーの仲間のおかげで、無事パネリストの役割を果たすことができた。感謝!My beautiful picture