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大物忌(おおものいみ)神社 |
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ご本社:鳥海山山頂 |
吹浦口 |
蕨岡口
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大物忌大神 |
大物忌神・月読命 |
大物忌大神 |
鳥海山頂、遊佐町 |
遊佐町吹浦 |
遊佐町蕨岡 |
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■ もともとは鳥海山頂に祠があり、山岳信仰の中心地であった。その後修験者によって登山修行がなされていた。その登山口は山形県側では吹浦口、蕨岡口、秋田県側に矢島口、小滝口があった。山形県側から上るのを順峯(天台宗系<熊野派>)で、秋田県側から上がるのを逆峯(真言宗系<吉野派>)が存在したそうだ。長い間その状態が続いていた。
■ それぞれが対立を深めたために江戸幕府は修験道法度をだし、天台宗系を第一におく政策を行った。羽黒山は全山天台宗派になったので問題は少なかったが、鳥海山は天台宗系の山形県側と真言宗系の秋田県側の対立が続いた。そのご山形県側の庄内藩と秋田県側の矢島藩との対立に発展した。
■ 明治元年の神仏分離令、明治5年の禁止令によって修験道は壊滅した。山形県側では吹浦口はもともと神社色が濃かったので、その後の復活は早かった。一方蕨岡は鳥海山頂の薬師堂のカギをもっていたが、真言宗系の神宮寺の力が強く、神社としての復活は遅れた
■現在は出羽一宮は山頂神社であり、吹浦と蕨岡の神社は口之宮となっている。頂上神社は20年ごとの式年遷宮を行っている。2017年(平成29年)7月に本殿が造営された。私は17年5月、18年5月に山頂に上がり、新旧の本殿に参拝した。と言っても雪深く、半分以上埋まっており、七高山からの参拝になった。
■ 私の参拝は頂上神社は4回、ほとんど残雪期です。口の宮は吹浦だけなので、吹浦口の写真しかありません。蕨岡口の宮にはぜひ参拝したい。さらに矢島口、小滝口にも行ってみたいと思っています。とりあえず吹浦口をメインに画像を載せておきます。 |
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秋田県、山形県どちらからも登山口あり |
山頂は山形側にある。 |
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松尾芭蕉・奥の細道紀行 |
象潟から見た鳥海山:芭蕉もここに立った |
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山頂ご本殿:出羽一宮 |
山頂ご本殿宿坊もありwikipedia |
鳥海山は秋田と山形の境にあるが山頂は山形県に入っている。登山口の吹浦口と象潟口は日本海岸にある。今は道路が海抜1000m以上に上がっているが、昔は海岸から上がらなければならなかったので、とても一日では登れなかった。山頂の神社には今も100人ほど泊まれる山小屋がある。
象潟口は松尾芭蕉が「象潟や雨に西施がねぶの花」と読んだ場所。ここから鳥海山の眺めは格別である。鉾立まで鳥海スカイラインを上がって、そこから歩くのがポピュラーなコースである。私はもっぱら矢島口の祓川駐車場から歩いている。こちらは最初から頂上が見えるコースで気持ちがいい。
いずれにしても1000m近くの高低差を行かなければならないので、出羽の国一宮へのお参りはかなり大変だ。高山の山頂にある一宮は大物忌神社のほかには越中国一宮の雄山神社が3000mの立山の山頂にある。そちらの方が高いが、弥陀ヶ原までバスが入りるの方が大きい。 |
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吹浦口:国道側の鳥居。奥は山道。 |
二の鳥居:向こうに一の鳥居 |
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正面からみる。拝殿本殿は石段の上でみえない。 |
北畠氏からの保護あり。 |
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拝殿奥の2つの本殿 |
石段の上の広場にある拝殿。 |
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西の本殿:月山神社(摂社):一間流造 |
東の本殿:大物忌神社 |
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5月5日はちょうど祭典の最中だった。ゆっくり楽しませていただいた。 |
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■吹浦口:大物忌神社だが本殿の中には摂社の月山神社が同格のように並んでいた。
これが何を意味するのかよく分からない。当然月山には月山神社がある。
■鳥海山からの帰りはKAMI長さんの車で山形道、東北道経由で戻った。村田ICふきんで車の中からこんな「虹」が見えた。
環水平アークというもので、虹、彩雲とは違うそうだ。虹は太陽と反対方向に出るが、これは太陽と同方向に出る。低緯度の地方で年に数回みえるかという珍しいものだという。
■大物忌神社はパワースポットとして知られる。われわれもお参りしたので、こんなにめずらし現象を見ることができたのかもしれない。お参りはしておくものだ。 |
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