070    美作国一宮    岡山県津山市一宮
一宮一覧へ みわHPへ
中山神社 
祭神  鏡作神    大己貴命
相殿  天糠戸神 吉備津彦命
  天凝姥神 金山彦命   
美作の国は巨大になった吉備の国が分割されたときにできたもの。
吉備は備前、備中、備後だけでなく美作、播磨も含まれていた。
一宮はそれぞれに必要になった。美作国は現津山市の中山神社を一宮とした。

中山というのは吉備の中山という由緒ある場所で
備中国、備前国の一宮はその場所に置かれている。

この神社の本殿は実に美しい!中山造りという入母屋造り
国指定の重要文化財!

建武中興破れて約四百年間は、美作国中戦乱の巷と化し、宝物・古文書等悉く焼失した。
1559年に至り、出雲国尼子晴久が戦捷報賛の為、社殿を再建した。
歴代藩主の崇敬厚く、「一宮さま」と親しまれた。・・・とのこと。
中山鳥居という特別な様式 鳥居前にあるご神木:ケヤキ
ここにもあった逆立ち狛犬:出雲系の神社に多い。ここは出雲に近い。
ご神門・石橋の下は御手洗川 拝殿後ろの本殿が美しい!
出雲大社のような大きな注連縄 鰹木5本、千木は縦削ぎ:男神
総神殿:昔120社もあった神を合わせた社 本殿の奥にある猿神・ちょっと不気味
神門:重文 立派な本殿
中山鳥居 境内に摂社・末社

神社下の造り酒屋 川沿いにあった下駄屋
津山城は立派な石垣 珍しい:自分で行った証拠写真
中山神社は津山の街から6キロほど北方向にある。
私が津山に着いたのは4時半、観光案内所に行って
自転車を借りようとしたら、「6時までですよ」

電動自転車を借りた(600円;3時間以内)ので、1時間半で行ってきた。
神社へ着いたのは5時を過ぎ。朱印所は閉まっていたが、問題なし。

社殿奥にある猿神まで登るのは、薄暗くて不気味だった。
祟りがないように、お急ぎで駈け下った。
もう一度拝殿前で頭を下げて津山城下の観光案内所に戻った。

一宮一覧へ みわHPへ