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筥崎(はこざき)宮 |
ご祭神 |
応神天皇 |
八幡大神 |
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神功皇后 |
応神天皇の母 |
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玉依姫命 |
海の神:神武天皇の母 |
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正面一の鳥居:拝殿に近い方から順に二の鳥居になる。普通と逆! |
筥崎宮:筥は宇美で生まれた応神天皇の胞衣(えな)を入れた箱のこと。
地名の箱崎は、筥崎としてはお畏れ多いからだそうだ。
筥崎宮は筥崎八幡宮ともいわれ、石清水、宇佐と合わせて日本三大八幡である。
筑前一宮と言われるが、神社の情報を記した書物「延喜式」には記載がない
もとは神社ではなく筥崎廟だったともいわれている。
鳥居、楼門、本殿、拝殿、石灯篭は国の重要文化財である。
楼門の扁額は「敵国降伏」と書かれている。
元寇の時、敵を打ち払うために天皇によって書かれた。
足利尊氏、豊臣秀吉など武将が参詣し武運を祈った。
福岡藩の黒田家の庇護もあり隆盛を極めた。
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頭でっかちの楼門・伏敵門 |
楼門前に狛犬・今はいない |
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二の鳥居:三段切り、下肥り |
一の鳥居:貫と笠木長さ同じ |
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2018年:大鳥居が撤去された! |
裏側の鳥居、同じ形 |
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筥崎宮の由来 |
筥松、湧出石 |
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お潮井浜と一番海側の鳥居、ここで塩をとって供える
ここから楼門に向かって一直線の参道が伸びる。
ほぼ500mある。 |
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ヒコーキがぶつかる! |
本殿内部はパンフレットから! |
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拝殿:外側から |
楼門の中:拝殿 入るのは畏れ多いので! |
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一の鳥居脇の狛犬:立派 |
裏手の稲荷神社と狛犬 |
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東神社の台湾型狛犬 |
同じ台湾狛犬が宮地嶽神社にもあった |
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裏手に多くの神さまの社がある |
社前の狛犬の・・・・! |
博多駅に降りたが、ここは福岡市。福岡と博多というのはどういう関係なのか?
福岡には黒田家の福岡城があった。博多は昔からの商人の町。
明治期に廃藩置県になった時に地名は福岡になり、駅名に博多が残ったという。
私は博多駅から歩いて筑前一宮の住吉大社に詣で、歩いて博多山笠の櫛田神社
に行った。博多はこの二つの大きな神社で持っている感じだった。
もう一つの一宮筥崎宮は博多から少し離れた場所にある。
こちらは香椎宮、宇美神社、と合わせて神功皇后、応神天皇
に由来する宮で、庶民とはかなり離れた高貴な神社という感じがした。
私はたいていの神社では気楽に拝殿前に進んで神さまに
ご挨拶をしているのだが、ここの楼門をくぐるのははばかられ
拝殿の写真も撮ることができなかった。
もちろん本殿を見ることもできなかった。
裏門からでてJR箱崎駅から宇美線で香椎宮に向かった。
宇美線にはDENCHA(電池で走る)電車が走っていた。
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香椎宮、筥崎宮のあたりは古代日本の最先端地域であった。
中国の魏の国からの「金印」は宇美線終点近くの志賀の島で発見された。
博多湾周辺には外国船が行き来し、文化の流入があった。
受け入れていたのは女王ヒミコの邪馬台国。
私は「邪馬台国は大和にあった」との説に傾いていた。
ここに来ると、ヒミコの国はここにあったと考えざるを得ない。
さらに女王ヒミコは神功皇后と考えるのが合理的だと思うようになった。
この神社の後、香椎宮、さらに宮地嶽神社に行って
その思いを強く感じられるようになった。 |
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