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■阿南市のホテルを7時過ぎに出る。日和佐に行く牟岐線の列車は7時46分発。これに乗り遅れると次は10時ごろまで待たなければならない。これに乗るしかない!
 8時10分に昨日歩行を終了した「木岐」駅につく。ここから歩く予定。めずらしく2人のお遍路さんも一緒だった。挨拶したが一人はなにも言わずに先行し、もう一人は出発の気配もなかった。しかし我々は一番年寄りなので、すぐに追い越されるだろう。

■日和佐の第23番薬王寺で阿波国(徳島)の札所は終了。本日中に東京に戻るつもり、12時までに8.5キロ歩かなければならない。ほとんど平地なので、4時間もあれば十分と予測して歩き始めた。しかし海岸線はけっこう上り下りがあり、ほとんど遊んでいる時間はなかった。

■遍路道はよく整備してあり、迷うこともなく楽しく歩くことができた。「えびす洞」からはるか先に薬王寺の赤い多宝塔が見えた時には感激だった。30年振りかの日和佐の海岸も懐かしかった。第2回目も無事歩くことができ、弘法大師様に感謝!

阿南市のホテルを出発 木岐の漁港をみながら南に向かう
2階建て、遍路小屋 津波が来ても大丈夫? 津波:石灯籠 多くの被害が出た
木岐の漁港から山道へ(俳句の道) 県道と合流:俳句の道の方が短い
 ウバメガシの森  俳句の道  お不動さん


山座峠休憩所:県道と別れ下山路 恵比寿浜:休憩所、あの山を越えてきた
恵比寿浜 えびす洞に向かう登り道 
白い燈台 ホテル ウミガメの浜  珍しくお遍路さんに追いついた 

第23番 薬王寺
薬王寺境内から見た日和佐の町:海亀の浜は白い建物の先 
向こうに薬王寺が見える プロのお遍路さんと怪しのおばさん
薬王寺:大師堂 薬王寺:本堂
お寺にも絵馬があるんだ! シャクナゲ:前の週、室生寺で満開だった

女厄坂:33段 瑜祇塔(ゆぎとう)瑜祇経典 男厄坂:42段

境内から見下ろす日和佐 珍しくツーショット
尖塔が5本もある 列車の中から薬王寺の全景

■薬王寺の庭園から目の下に「道の駅」が見える。その脇にJR牟岐線の日和佐駅がある。改札口は観光案内所になっており、駅員はいない「無人駅」。年間50万人以上訪れるという名所にしてはさびしい。みなさん観光バスか、自家用車で来るらしい。JRで来るのはごく少数みたいだ。

■12時8分の徳島行きにのり、徳島からは高速バス。連休最終日なので、神戸方面の高速は渋滞がある。明石海峡大橋を渡ったところにあるJR舞子駅から電車にのり、新大阪まで行き、新幹線。切符は西明石往復を買っておいたので、追加料金はなし。(東京ー新神戸は往復割引はないが、西明石往復(片道600q以上)だと1割引きになる)新大阪発の新幹線は混雑していたが、自由席でちゃんと座れた。8時過ぎには自宅到着。

■今回は3泊4日、第23番の薬王寺で終了した理由は、ここで阿波の国(徳島県)の最後の札所であり、この先第24番までの距離は90キロもあり、途中に町もなければん宿泊所もないことがわかっていたからだ。たぶん3日間かけて24番の室戸岬に行かなければならない。いったん休憩して秋にまた頑張ろうということだ。

■次回は阿南駅まで高速バスで来よう。12人乗りの「マイフローラ」(13400円)の予定。日和佐から室戸まで90q、今の調子だと3〜4日かかる。途中に民宿はあるが、そこまでたどり着けるか、心配だ。でもまあなんとかなるだろう。お大師様がついているから。

  表示距離  時間   歩数
木岐ー山座峠 3.3q 1.5時間 6380歩 
 山座峠ー恵比寿浜  1.5q  1時間 4890歩 
恵比寿浜ー薬王寺  3.2q 1.5時間 7270歩 
  8.0km 4時間 18470歩 
直線上に配置
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