四国遍路:目次 HPに戻る

四国遍路 第9回 2日目 三角寺へ 
■ 第64番の前神寺は石鎚神社の前の寺だった。そこから第65番の三角寺までは45キロり、88ヵ所の中でかなり長い。とても一日では歩くことはできない。私は前回、伊予西条で終了し、予讃線で瀬戸大橋を渡って家に戻った。
  今回は新居浜駅から歩くことにした。伊予西条駅から歩くと三角寺の登り口の伊予三島まで距離が、私たちには長すぎる。人力完全踏破はすでにあきらめたので、ここの7キロはパスすることにした。
  しかし新居浜からでも伊予三島までの15キロは半日ではムリで、昨日は4キロを列車で移動せざるを得なかった。64番から65番までは、さほどに長い道のりだった。

 朝ホテルの窓から中央構造線の断崖をみると白くなっている。昨日の雨で山は白くなっている。雪か霜か?? 雪は積もっていたらとても歩けない。 急いでホテルを後にして三嶋公園に向かった。  


          第65番 三角寺へ    
■ GoogleMapを見ると四国の中央辺りでは中央構造線がかなり海寄りになっていることが分かる。阿波池田と川之江の間を断層帯が通っているが、阿波池田をとおる四国三郎と呼ばれる吉野川は池田から真南に谷を刻んでいる。土讃線の線路がその谷を通ているのが分かる。この深い浸食谷が「祖谷渓」である。昔は通行が難しく「大きく歩いても危ない、小さく足を出しても危ない」ということで、大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)の難所として知られていた。

■  本日の65番三角寺は中央構造線の断層崖の斜面にある寺なので、急斜面を登らなければならない。もっとも町からは近いので車道はついている。そちらを行くことも可能だが、歩く道の数倍の距離を行かなければならない。

■ さらに三角寺からは番外札所「椿堂」をへて、県境の峠を越えなければならない。この距離が15キロ以上ある。私は県境を越えると当然讃岐の国に行くものと思っていた。どのお遍路本を見ても、三角寺を越えて讃岐の「涅槃の道場」へ入ると書いてある。

■境目峠を越えたら香川県と思っていた。ところが66番の雲辺寺は徳島県にある。その登山口も阿波池田からである。
  正確な本には雲辺寺は阿波国の札所になっている。行ってみなけりゃ分からない。そんな気がした一日だった。


霜か雪か? 中央構造線の急斜面 三島公園から上がった?神社桜
三角寺への登り 思ったより山深い。急斜面

     第65番 三角寺(伊予の関所寺)  

へんろ道からさらにすごい石段! 山門に梵鐘! 突いてご挨拶
大師堂 本堂から大師堂へ向かうお遍路さん
庫裡と薬師堂の間にある三角池 こんなきれいなトイレは初めてだ!
静寂! 庫裡 仁王さんいいね!


■伊予の国最後の札所、三角寺は中央構造線の断層崖にある寺で、思ったよりも急斜面をのぼることになった。それだけに景色はいい。伊予三島から川之江の工業地帯が見える。白い煙を吹く煙突が、活気を呈している。土佐の国のさびしい海岸町とはちょっと違った。

■三角寺から椿堂への道が分かりにくい。上の写真にある「四国の道」の表示を頼りに行くと大変な遠回りになる。下の2.5万分の一の地図の赤点の道、駐車場から谷の向こうに見える赤い屋根の方に行くのが正解。

■朝早く出たので、お昼を持つのを忘れた。たぶんどこかにコンビニくらいあるだろうとたかをくくっていた。しかし三角寺の石段下の駐車場にある商店は料金徴収所になっていた。平木のバス停までコンビニも自販機もまったくなかた。さらに椿堂にも何もない。トンネルの先に「水車」というレストランがあると聞いた。そこまで我慢するしかない。 

番外札所 椿堂(常福寺)
四国札所は88ヵ所である。
しかし弘法大師ゆかりの寺は他にもある。

番外札所20ヵ所が追加され
札所は108ヵ所になり、番外を含めた
四国巡礼108ヵ所も行われている。

へんろ道から離れている寺もおおい。
しかしこの前の延命寺もここ椿堂は
へんろ道沿いなのでほとんどの人が寄る。

そういえば室戸岬へ行く途中に鯖大師に
寄ったなあ!


自宅庭、眺望のご接待 同年代のお仲間、2日間同宿!
桜満開、平山バス停近く 中央構造線が身近
鳥居??に鐘! 鳥居じゃなくて鐘楼 椿堂(栄福寺)別格霊場(番外札所14番)
不動さん:(ご詠歌)災いを 三千歳百々歳とこしえに 我は守らん 火(非)核の国

椿堂から長かった。境目トンネル 遅いお昼;弁当が必要だった!

■椿堂から境目峠まで長かった。おなかが空いたが食べるところはまったくなかった。
本来は昔の境目峠へ上がるのだが、腹減りには負けてトンネルをくぐった。トンネルを出たところにあるレストランで遅い昼飯。

■私たちが入った時にオーストラリア、スコットランドからの遍路さんが出てきた。彼らはちゃんと時間に合わせて峠を越えて来てきたと聞いた。私たちよりもはるかに詳しい情報を彼らはもっていた。

■「歩き遍路」の情報は日本語版よりも英語版の方がはるかに詳しく正確だ。歩きの遍路は日本人よりも外国人の方が多いくらいだ。正確には外国人2割ぐらいだろうが、会って話する人はもっと人数は多い気がする。彼らは必ず英語版の案内書を持っている。日本人はお遍路地図を持っているが、詳しい情報は民宿で収集できるので案内書の需要は少ないようだ。

     
2日目
3月17日
伊予三島 三島公園 7:00−8:00 3km
三島公園 三角寺(さんかくじ) 8:00−9:45 6km
三角寺 半田休憩所 10:30−11:30 4km
半田休憩所 椿堂(つばきどう) 11:45−12:30 3km
椿堂 境目トンネル 13:00−15:30 7km
境目トンネル 民宿岡田 16:00−16:30 2km   
      38,876歩 25km
四国遍路:目次 HPに戻る