■お遍路旅:第6日目。

●昨日終了した地点まで民宿の車で送ってもらい、出発。
雨模様なので、ゴアテックスの上下を着るが、暑い!
●平野に出たが、体力はもう限界という感じ。寺の間隔は2キロだが、
なかなか到着しない。時速は1.5キロぐらいになったかな!
●国府、府中という地名の通り、昔の中心地だった。阿波の国分寺、
阿波の一宮がある。・・・・あれれ!第一番のそばに一宮があったけど。
一宮は一国に数カ所あることもある。
●大御和(おおみわ)神社は奈良の大神(みわ)神社と同じで、
大貴巳命(=大国主命)を祀る。
●第17番で時間切れ。町中の最短路を行く奥さんと別れ、地蔵越えの
迂回路に挑む。直線3キロを、迂回路12キロ。
 
 大御和神社:狛犬??狛寅!


 第13番 大日寺 

やっと着いた。左大日寺 右阿波の一宮 第13番 大日寺 本堂

大日寺 山門 一宮から写す しあわせ観音さん・・・新しい!

阿波一宮  
大日寺は一宮神社の神宮寺。 神社敷き石は阿波の青石 一宮神社: 大灯篭
こぶし咲く大日寺 第4番まで遠かった


 第14番 常楽寺 (延命院)
常楽寺まで、鮎喰川を渡って行く 常楽寺前の池に映るサクラ
第14番常楽寺:山門 青石の岩盤 常楽寺:山門前
青石の岩盤に直に建っている  常楽寺:大師堂


府中(こう)付近の道
古墳に違いない 六地蔵板碑:青石 そこここに祠・サクラ

 
第15番 国分寺 
第15番 薬王山:国分寺 聖武天皇の勅願で各国に立てられた。
大師堂 国分寺の総本山は奈良の東大寺
聖武天皇の国分寺の後継だが規模は縮小 屋根も剥がれている。早く修理を!



第16番 観音寺 
観音寺は「かんおんじ」と読むが「かんのんじ」という町にある。観音寺は第69番(香川県)にもありそちらも「かんおんじ」とよむ。讃岐の観音寺は巨大だが、阿波の観音寺もなかなかいい。一番いいのは近くの道路がせまくて観光バスが入ってこないので、ゆっくりとお参りができる。
歩き遍路にやさしい寺である。いや自転車遍路にも!! 
立派な仁王門 大師堂:歩き遍路さん!
この綱は本尊と繋がっている 全景:せまいけどいい雰囲気の寺だ
第16番 観音寺 山門 68歳になった。歩きはきついから・・・


大御和(おおみわ)神社
 
大和の大神(おおみわ)神社と同じ 大貴巳命を祀る。


第17番 井戸寺 
弘法大師は土木技術者だった。四国のあちこちでため池を作り、井戸を掘り、橋をかけた。
人々は尊敬し、慕った。宗教にはこんなカリスマ性が必要なのだろう。
弘法大師は唐の国で技術を習得した渡来人だったとも言われているそうだ。

井戸寺への道:狭い歩き遍路用 第17番 井戸寺

 

第17番 井戸寺 本堂 国宝がある!
弘法さんの井戸 第17番井戸寺 門前の土俵! 相撲は神事!

隣りの八幡さま 狛犬も桜に見入っていた。


徳島の町を迂回する「地蔵越え」ルート

右は地蔵寺の前の池。休憩所では、外国人の
お遍路が大勢野宿していた。
この峠道は、街中の遍路道よりはるかにいい。
奥さんは府中から列車で徳島へ  地蔵寺池:いい休憩所がある。
荷物をあづけたので、こんな格好! 地蔵峠。市街の裏にこんないい場所。

■13番から17番までは平野を行くので楽なはずだった。しかし疲れはピーク。阿波の一宮や大御和(おおみわ)神社など 見どころが多く、寄り道していて時間はかかった。
■井戸寺に近い府中駅(こうえき)に戻り、奥さんは列車でそこから徳島へ、県庁脇のホテルに先に入る。私は地蔵峠越えを行く。夕方に近いので、少々焦る。地図がなかったのでかなりの遠回りになった。
「文化の森」駅から列車には乗らなかった。意志が強いのではなく列車が1時間先だったからだ。
明日は文化の森駅まで列車で行き、そこから歩き始める予定。

南行者野橋 出発   7:50   0歩   
第13番 大日寺 8:55   5150歩    南行者野橋から    4.2km 
第14番 常楽寺  10:00   9706歩    13番から 2.5km 
第15番 国分寺  10;40   12390歩    14番から 1.0km 
第16番 観音寺 11:40   16704歩    15番から  2.0q 
第17番 井戸寺 13:00   22806歩    16番から  4.0km 
地蔵寺 峠 14:45   30470歩    17番から 4.0km 
文化の森駅 15:35   38571歩    峠から 4.5km 
阿波富田ホテル  16:15   45365歩    文化の森から  3.5km 
直線上に配置