028    安房国一宮1     千葉県館山市大神宮
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安房神社

       
ご祭神  上の宮    天太玉命(天照大神を岩屋から引き出すことに貢献した。)
  天比理刀姫命(太玉の妻)
下の宮    天富命(太玉命の子孫、忌部氏の祖) 

四国の阿波地方に忌部一族がいた。
神武天皇の命令で天富命が彼らを率いて関東の地に移住してきた。
阿波からやってきたので彼らの土地を安房とした。
 田畑を拓き、住みやすい土地になったことに感謝して
天富命は祖先の天太玉命をここに祀った。

神話なのでどこまでが史実かわからないが
四国の阿波と関東の安房には黒潮に乗って
つながりがあったことは確かなことだろう。

白い神明鳥居は目立つ  初詣:篝火がたかれていた! 
伊勢神宮と同じ造り  千木は横削ぎ、鰹木7本、男神か女神か不明 
神さまの宿泊所  お穴にも神が宿る 
外に狛犬はいない。社殿内にいた。  台風の威力に神さまも負けた 
館山から自転車で来た。40分ほど! 上の宮と下宮の位置関係

すばらしい字 裏:東郷平八郎書    ご神木:槇の木 

天富命の宮:下の宮  伊勢神宮と同じ平入り:鰹木は少ない 

このあたりみな白い神明鳥居 むかし海軍の訓練基地があった

魚料理:奥様はいつも金目の煮つけ 境内の茶屋:桜の時期が最高

 平砂浦(へいさうら):岬の先が洲崎神社、バスはないので自転車で行った。


私は安房神社には何回も来た。
尊敬する友人のYAMAOKAさんが館山に住んでいたからだ。
田植えや畑の手入れ、沼のサンゴの化石見物。
ヒカリゴケも見せてもらった。

定年後に館山に家をたて、環境教育を実践しようとしていた。
食料はほぼ自給、電力は太陽光発電で自給。
10数年それを続けていた。ほぼ自給することができるよ!

移住したころから俳句にも傾倒し句集もだした。
「蟻耕す」「蟻旅する」第3句集も作成中だった。
FBに毎日自作の食事をアップしていた。
よくやるね!とコメントしたら
生存確認してもらってるんだ!とのこと。

毎日食事が昨年の3月ごろに途絶えた。
5月訃報が届いた。私と同年齢。

20年の最初の小旅行は安房神社にしようと考えていた。
彼の畑の脇を自転車で抜けた。
帰りに寄ろうと思ったが、空っぽの家を見たら
寂しさが増すだろう。また来たよ!と言って戻った。


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