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■今日で6日目。明日は松山空港から羽田へ戻ることになっている。大洲まで歩いてそこから列車のつもりでいたが、もうかなり疲労している。国道歩きは精神的にきつくなってきたので、卯之町から8キロをバスに乗る。急行バスで大江まで行き、旧道を歩き鳥坂峠に上る。登り口には「大洲藩の鳥坂口番所」があった。こちらからの上りは楽だったが、下の地図にある通り下りはかなりのもので、はるか下に高速道路が見えている。
■高速道路をくぐるのがへんろ道だが、道を間違えないように国道を下り伊予大洲の駅に行く。肱川の橋を渡るときに大洲城が見えた。あの近くが一番の見どころだが、そのまま大洲駅へ行き内子行の列車に乗る。大洲からは海側をまわる予讃線と山を抜ける予讃線とに分かれる。海側には夕日の美しい駅があるが、今回は内子にむかう。
■内子駅と一つ手前の五十崎(いかざき)駅の間にはトンネルがある。ということはここにも峠があるので、今回最後の峠歩きとする。奥さんに「内子の駅で待ってて!」と言ったら、「私はまだ大丈夫!」というので一緒に歩く。峠を越えると運動公園にでる。のんびりとした緩やかな峠道で、フィナーレをかざるには最高だった。
■運動公園の池から内子の街が見わたすことができる。1週間歩きとおしたことを感激しながら目の下の街並みを眺めて駅に向かうつもりだった。ところが街並みのなかに「うだつ」の上がる瓦屋根の建物が見えた。「なんだろう?」と駅を通りこして歩いていく。「内子座」という歌舞伎小屋。四国には金毘羅歌舞伎などいい歌舞伎小屋がある。ここもすばらしい。我が家の奥さんは「ここに来ただけで今回の遍路の意義があった!」という。 |
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大江バス停から歩き始めた |
お堂:ここで宿泊しないで! |
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国道56号線:ご接待場所 |
へんろ休憩所:歌先生の設計! |
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ここにも休憩所! |
大洲藩の鳥坂峠口番所 |
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今回初めての逆うちお遍路さん |
鳥坂峠:いい峠でした |
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下りはながい道 |
これも番外の札所?札掛、廃屋みたい |
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札掛バス停から高速道路をみる |
国道を行く |
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大洲は「おはなはん」、中村先生も大洲高校卒 |
今年は愛媛国体だって! |
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五十崎駅、次は内子駅 |
五十崎駅から峠越えで内子駅へ |
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運動公園から内子の街並みをみる |
「うだつ」のたつ内子座 |
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立派な内子座 |
観客席、今は椅子席 |
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有名人の色紙がたくさんある |
舞台で見えを切って! |
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松山に着いた。さっそく道後温泉 |
断層崖と道後温泉 |
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現在走っている坊ちゃん列車 |
道後温泉の公園の桜 |
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■内子の芝居小屋でしばらく見学をして内子駅から列車に乗った。次回のお遍路第7弾はこの駅から歩き始めることにした。松山までは特急で40分ほど。
■松山で友人のOTUKAさんに会う。仕事を早期退職して主夫をして過ごしているという。高知であったYAMADA君と同年齢だが、まったく違う性格の感じ。たぶん龍馬に代表される土佐の人と正岡子規に代表される伊予の人の血をそれぞれ引いている感じがして興味深かった。
■翌日は路面電車に乗り道後温泉を見学してヒコーキに乗る。先日NHKの「ブラタモリ」で道後温泉の断層を放映していた。前に来た時にも見たはずだが、断層崖を認識していなかった。「タモリさん、あんたはえらい!」 道後温泉は確かに大きな断層由来の温泉だ。この断層は中央構造線と関連した断層だ。中央構造線の上に伊方の原発がある。現在すでに稼働している。ブラタモリではそこまで放送がなかったが、ここにいると「そんなところに原発作っちゃいけないよな!」ということを身近に感じる。
■今回は久しぶりの1週間のお遍路だった。かなり疲れた。もう年だから1週間というのはかなりきつい。次回は3泊4日ぐらいにしよう。内子から次の第44番まではまだ40数キロある。それだけで2日かかるなあ。
■ということで、今回の四国遍路第6弾 終了です。
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卯之町ー大江バス停 |
(5q) |
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バス |
大江バス停ー鳥坂峠 |
4q |
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山道 |
鳥坂峠ー札掛(番外札所・廃寺?) |
5q |
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山道 |
札掛ー大洲駅 |
5q |
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国道56号線 |
大洲駅ー五十崎(いかざき) |
(10km) |
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列車 |
五十崎ー内子座 |
4q |
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街並み |
内子駅ー松山駅 |
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特急 |
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18km |
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