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四国お遍路 第4弾 高知県    2015.9.21〜26  


27番の神峯寺から28番までの間、42キロある。一日では行けない距離だった。
私たちは一旦東京に戻って昨日から第4回目のお遍路旅を再開した。
前回安芸駅まで18キロ歩いて,そこに自転車を預けた。
昨日自転車と走りで20キロほど動いたので、第28番:大日寺まではあと2キロ。

黒潮温泉で朝ごはんを食べて出発。温泉のお姉さんが見送ってくれた。
彼女は昨晩、私に「敬老」の記念品をくれた。でも奥さんはもらえなかった。
奥さんいわく「喜んでいいのか?」  でも実質を選んで、記念品を後からもらいました。
 
 
さて出発。龍馬に見送られて 香美川に沿って2キロほど行く。香美市役所前! 
 市道から急な登り。上には車の道があったのに  第28番、本堂前。石段は続いている。
     第28番 大日寺  
 

 温泉でゆっくりしたので朝のうちは歩くのはきつかった。さらに第28番大日寺への登り!
石段の上に本堂があった。この寺の一番のご利益があるのは弘法大師が爪で彫った爪彫薬師堂である。

しかし我らは本堂までの石段がきつかったので、奥の院にある爪彫薬師堂まで行かなかった。
なので、きっとご利益はないだろう。まあ歩けるだけでご利益かもしれない。
 
   
 
大師堂:札所小僧がいないな!   立派な本堂:奥の院には爪掘り薬師があるそうだ。
     第29番 国分寺 
 

第28番の大日寺からは戸板島橋(地図は間違い)で物部(ものべ)川を渡って土佐山田町の畑や田んぼの間を進む。
畑にはジンジャーがあった。ショウガは高知県の名産品。

土讃線をわたり再び田畑をあるく。195号国道の手前で来たに放区転換して国分(こくぶ)川を渡る。
土手をしばらく行くとお地蔵さんがあり、田んぼの向こうに第29番の国分寺が見える。

聖武天皇が全国に作った国分寺の跡に建てられたもので、大昔の国分寺とは直接の関係はない。

ものべ」川と読む。  橋を渡ったところ。お遍路さん風になったかな? 
 ジンジャ―ではなく、おくらの畑 休憩所:暑いのでかなり疲れた。 
 
 お地蔵さんの向こうに国分寺   四国の道と遍路道は違うので苦労する!
   
十が二つで二十。達筆だなぁ 風情のある本堂
大師堂だったかな?  白いハギは珍しいかな?秋の気配!

■この寺で、自撮り棒を使って二人の写真を撮ろうとしたが、
キチンと差し込まれていなかったので、
撮る瞬間にころっと落ちてしまった。

ふだんは予備のカメラを持っているのに今回はこれ一つ。
ということで、以降の写真は、パソコンで撮ることになった。
 
     第30番 善楽寺

 第29番の国分寺を出るとすぐに田んぼの中の道になる。自転車を押すのはけっこう大変。
国道32号線の岡豊(おこう)橋の手前で国道をくぐり川沿いの舗装路をいく。お昼も過ぎてお腹がすいてくる。
奥さんの怒りはそろそろ爆発しそうなので、小蓮橋(上の地図の右端)の先の高知大の病院行ってみる。
きっと中には食堂があるだろうと見当をつけたら、コンビニがあり、無事コンビニご飯で昼食をすます。
朝から前後している歩き遍路さんも入って来た。

小山橋(地図の□)を越えて蒲原〒から山道に入る。遍路小屋では何人かの歩き遍路が休んでいる。
自転車はちょっと気が引けるので、そのまま逢坂峠に向かう。国道をしばらく下ると土佐国分寺の看板が見える。
第30番善楽寺はその境内にあるし、歩き遍路は皆そっちに入ったので、後に続こうかと思ったら、
散歩中のおばちゃんんが、「近い道があるよ!」と教えてくれた。疲れた足にはありがたかった。

珍しく自撮りをしようとして自撮り棒を高く上げた。その瞬間にカメラが転がり落ちて、シャッターが下りなくなった。
ということで、29番から30番の道中の写真はない。まだ携帯で、スマホは持っていなかった。

以下はパソコンを広げて撮ったもので、やはりカメラとは違う。画素数が違うのかな??

 
一宮 百々さん 善楽寺  右側の柱:四国三十番霊場 
善楽寺本堂 善楽寺:大師堂
お不動さん:本堂前 足石:お釈迦さんの足裏
      土佐一宮 高鴨明神


土佐神社は、高知県高知市一宮(いっく)しなねにある神社。土佐国一宮、通常「いっくさん」と親しまれている。
地元の名前から「しなねさま」(志那禰)ともいわれる。

祭神は次の2柱
● 味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ) 大国主命と多紀理毘賣命の間の子。都佐(土佐)国造の祖神。
● 一言主神(ひとことぬしのかみ)「葛城之一言主大神」事代主命と同神。大国主命との長男。

善楽寺は土佐神社の別当寺だった。
神社の方が厳かな感じがした。
需要文化財の鼓楼 仁王門は神社、寺の入り口、参道が奥に続く
拝殿の奥に狛犬がいる。写真無し。 土佐の神さまが投げた石が礎になった。 

本日はこれで終了。ここから歩いて土佐一宮(とさいっく)駅に行き、奥さんは列車で高知駅に行く。
私は自転車をこいで高知県立美術館前から高知駅まで行った。列車はなかなか来ないので私の方が先に駅に着いた。
明日は高知美術館駅まで土佐一宮駅に近い路面電車に乗ってやってくることにした。

駅前にケーズデンキがあったので、そこで新しいデジカメを買った。9600円の安ものだったので、
あまりいい写真は撮れないだろう。けちけちせずにもう少しいいのを買うべきだった。
「安物買いの銭失い!」のことわざ通り!


黒潮温泉から第28番:大日寺までは  2キロ  1時間・・・・・・・・ 1時間
大日寺〜第29番:国分寺まで      9キロ  2時間30分・・・・ 3時間30分
国分寺から第30番:善楽寺まで     7キロ  2時間・・・・・・・5時間30分
善楽寺〜土佐一宮駅          2キロ   30分・・・・・・・6時間(ここから高知駅まで列車:私は自転車で30分)

我が家の歩き時間・・・・・・・・・・・・・・・ 20キロ  ・・・・・・・・・・・・ 6時間(疲れた!)

宿泊は高知駅前のコンフォートホテル: 2人で  9000円 朝食付き (お遍路宿よりも安かった、お遍路さん大勢) 
目の前のケーズデンキでデジカメを買った。   9600円


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