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第2回目の遍路旅は、前回終了した第19番の立江寺から始めた。
前回、清原選手が来ると寺の境内には多くの子どもたちが待っていたが
清原選手はもうとっくに高知県に入っているだろう。

今回は大型連休のさなかだったので、列車やバスのチケット、宿の心配があった。
しかしもう暑くなっているのでお遍路に来る人は少ないようで、宿乗り物もスムースだった。
お遍路の道は上の写真のように、だれも歩いていない。

2日目、3日目は札所以外ではまったく人に会わなかった。
札所に来る人はほとんど全部、バスや自家用車での遍路らしい。

「鮒の里」のご主人の話では、遍路さんは年間30万人、そのうち歩く遍路は3千人だという。
我らみたいな歩き遍路は1%にしかならないようだ。どうりで人に会わないし、

お寺でもあまり相手にしてもらえない。今の時代、ビッグデータからみれば、
費用対効果では、歩いている人など数のうちに入らないのだろう。

まあそんなにいじけないで、自分で楽しみながら歩いてみよう。

■ 新幹線の新神戸からバスで淡路島を越えて徳島に向かった。バスの時間が30分後だったので駅の周りを散策したが、こんなところに渓谷や滝があるとは知らなかった。

■新神戸の駅は六甲山に並行して作られているが、六甲山のふもとは断層だらけ。断層に沿って渓谷ができ、横切るところに滝ができている。阪神淡路大震災の時に、この断層は動かなかったが、いつ動くかは不明。

■なんかかなり危ういところに駅を作ったものだ。JRの技術を信じろということなのだろう。
福島の東電の原発の霊(例)を見ても、現代技術をそれほど信頼してはいけないのだが・・・・

立派な滝ですが、新神戸駅のすぐ裏です。  右上の黒いところが新幹線のホームです。

 バスはちょっと遅れただけで、徳島駅に到着。13時12分発の阿南行きの牟岐線にのり、前回終了した立江駅に到着。再び立江寺に詣でて、赤い橋を渡って民宿「鮒の里」に寄る。この宿に2泊する予定だ。

連休の混雑でも13時30分には立江寺に到着。 この赤い橋は前回撮った。ここから出発。

民宿「鮒の里」に荷物を置いて、2時半ごろから歩きだした。天気予報では雨だったが、
それほどひどくはない。時々傘をさすていどだった。これぐらいが歩くにはちょうどいい。
日が照ったら暑くて仕方がないだろう。

舗装の道を12キロほど、3時間で鶴林寺の登山口に到着。
 歩き遍路は登山口にある民宿の「金子屋」に泊まることが多いそうだ。
しかし連休中の本日は満員。それを予想して「鮒の里」に予約しておいた。
ご主人に車で迎えに来てもらう。 

八幡神社のご神木  櫛淵小学校の先の峠。 


採石所:後始末をしてほしい! 鶴林寺山:頂上近くに札所がある。

立江寺の近くの遍路宿「鮒の里」 送り迎えもしてもらった。弁当はご接待


■登山口に近い道の駅にはもう一人若者が迎えを待っていた。
連休なので「鮒の里」も満員のようだ。
ここは歩き遍路の人気の宿!お料理も立派。
まだ歩きなれていないので、平地なのにかなり疲れた。

■明日は雨の予報。
これから先は、「第二のへんろころがし」、山での雨は危険が伴う.
行くか休むか思案のしどころだ。

■本日の歩数は16500歩、標識では11キロだったが、もう少し歩いた感じだ。
明日の朝食は5時なので、夕方8時には就寝。

直線上に配置
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