あす秋葉原のアイクリニックという医院で白内障の手術をやることになっている。日本一の名人である赤星先生のいる三井記念病院の門前にある医院で、その赤星先生が手術をしてくれる。大病院よりも小回りが利くので、こちらの方が人気があり、予約はなかなかとれなかったが、やっと順番がまわってきた。うまくいけば来年の免許書き換えの時の目の検査に間に合うだろう。

ここのところ白内障のために視力は落ちて、さらに日中まぶしくて目を開けていられないような日差しが続いた。何とかしなければ運転ができない。まだそれなりに見えるが、水晶体を人工水晶体に入れ替えることにした。目の手術だから、これはかなり恐ろしい。目に小さな穴をあけて、濁った水晶体をレーザーで粉砕して吸い出し、新たに小さく折りたたんだ人工水晶体をその穴から押し込んで中で広げるそうだ。その間10分ぐらい。そんなに簡単にできるものか、かなり心配だが、実績は十分だそうだ。信じるしかないが、かなり不安もある。

親からもらった目玉で世の中を見るのは本日が最後。しっかりと目に焼き付けておかなけれならないだろうが、何を最後に見ておこうか。夕方に孫たちが来るだろうから、しっかり見ておこう。あす以降は今よりもはっきり見えるというので、奥さんの年よりしわが目立つかも。八百万の神様に、無事開眼を祈念して、明日を迎えよう。

ちなみに日帰り手術なので、明日入院はしないで帰宅になる。でも家までボーとした目で帰れるはずはないので、近くの指定されたホテルに泊まることになっている。ホテルまでは介護者が必要ということだが、我が家には奥さんがいるので、そこまで手をひかれていくことになる。保険がきくので今は片目手術3万5千円（2割負担）でできることになっている。日本の保険制度、ありがたいことだ。