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4日目:本日のコースは阿波の国最大の難所で、通称「へんろころがし」と言われている。藤井寺を7時ごろに出ないと、5時までには12番の焼山寺には着かないと脅かされていた。私の目算では8時に藤井寺を出れば十分と安易に考えていた。鴨島の宿を7時にマレーシア人のお遍路さんが出発したが、我々は7時半になってしまった。
焼山寺の宿坊に予約を入れた時、年齢を聞かれた。「70歳の人にはきついから車で来た方がいいですよ!」でも私は「山登りをしているから大丈夫です!」と、つい強がりを言った。宿坊の人の危ぐは当たっていた。藤井寺を出たのは、安易な時間よりもさらに遅い9時だった。山に入った遍路の中では一番しんがりだった。
これほど大変だとは思っていなかった。「車で行くんだった!」と後悔したのはもう薄暗くなるころ。まだあと標高差200mを残していた。たしかに遍路ころがしだ! |
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藤井寺にはバスでやってきたお遍路さんが大勢集まっている。このお寺は臨済宗という。弘法大師は真言を唱えた人だから、四国札所はみな真言宗の寺だと思っていた。もしキリスト教やイスラム教だったらそうはいかないだろう。どの宗派でもいいよ!というのはなかなか懐が深い。さすが懐の深いインド発祥の宗教だ。
バスでやってきた団体お遍路さんが般若心経を唱える後ろでお参りを待ったので出発は8時40分になった。我が奥さんは般若心経をちゃんと唱えられるが、私は「ギャテイ ギャテイ ハラギャテイ!」ぐらいしかわからない。
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朝 出発 7:30 |
藤井寺への道 団地などあり |
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第11番 藤井寺 |
藤井寺本堂 |
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みなさんバスでやってくる! |
大師堂:大勢のお遍路さん |
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第12番 焼山寺(しょうざんじ) への道。通称「へんろころがし」 |
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藤井寺から山に入る。最初は四国八十八か所のミニ版の祠が並んだ道を行く。 危険はないが急坂で結構きつい。「遍路ころがし」という異名がついたのもムベなるかな。 |
おじさんたちが休んでいるので、
「これから大変みたいですね!」
というと自分たちは
「年寄りだからここで終わり。これから大変だよ!」
と脅かされる。年寄りと言っても我々よりも若そうだった。
下の地図は2万5千分の一の地形図。これだけで見ればたいしたことはないけど、行ってみたらけっこう大変でした。 |
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四国八十八カ所の祠が並ぶ |
長戸庵というお堂。無人 |
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風景発心の地(空海の風景) |
手入れが行き届いたヒノキの林 |
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藤井寺から3時間かかった。 |
ショウジョウバカマ! |
柳水庵の水場。小屋あり! |
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一本杉庵:遍路道最高点745m |
ヒノキ 花粉あり! |
最初が120丁だった |
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ジャジャーン!お大師様! |
先行していたマレーシア人お遍路 |
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遍路ころがし:とても急な下り |
梅の花:今が盛り! |
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だれかが見ている? |
あと八丁だけど! |
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焼山寺は焼山寺山(標高938m)の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所。飛鳥時代に役行者が蔵王権現を祀った。この山には大蛇が棲んでおり、しばしば火を吐いて村人たちを襲っていた。
弘法大師が一本杉で休んでいたが、目を覚ますと目の前が火の海になっている。麓の垢取川で身を清めて山に登ると、大蛇は全山を火の海にして妨害した。大師は「印」を結び、真言を唱えながら進んだ。大師は虚空蔵菩薩の御加護のもと大蛇を岩窟に封じ込めた。山は「焼山」となったので「焼山寺」と名付けられた。
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あんな高いところから来たんだ! |
まだ上りが残っていた! |
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やっとついた!焼山(しょうざん)寺 |
仁王門の先:すがすがしい雰囲気 |
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第12番 焼山寺・本堂 |
仁王門・仁王様がいない! |
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焼山寺境内に神社:狛犬多数 |
本堂前のすばらしい椿。ピンク・白 |
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▼鴨島駅前のさくら旅館 |
7:30 |
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第11番藤井寺 |
8:30 |
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4861 |
出発 |
9:00 |
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休憩(ベンチ) |
9:45 |
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7507 |
水大師 |
10:05 |
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8803 |
長戸庵 |
10:35 |
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10033 |
柳水庵 |
12:15 |
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16062 |
浄連庵(一本杉庵) |
13:35 |
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19356 |
左右田集落 |
14:15 |
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22900 |
五丁石 |
15:45 |
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25130 |
第12番焼山寺 宿坊 |
16:30 |
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28347 |
奥さんの歩数 |
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32400 |
■宿泊は 焼山寺宿坊(お風呂あり! 水洗トイレ) 翌朝 勤行あり)
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