無段差社会

夕方の銀座に行ったのは何年振りか? というよりも行ったことはなかったかも。大昔の知りあいの相田さんが銀座のライブハウスで歌うというので行ってみた。昔はすごうでの編集者で、私はいくつかのPR誌に連載を持たせてもらった。私の最初の本「水水水こぼれ話」は相田さんの企画でできた本だった。

その彼は数年前大きな事故で、全身まひの身になった。数年間のたいへんなリハビリの結果、右手だけがかろうじて動くようになった。つい最近介護付きだが電動の車いすで外出できるようになった。今彼は「無段差社会」の実現を目指して活動を立ち上げた。すべての段差、差別を解消しようというイベントを催している。彼の思いに同調する人は多く集まっていた。

桜のころに久しぶりに会ったのだが、それから半年もたたないうちにこれだけのイベントを開催できるなんて、まさに昔の凄腕編集者の魂がいきているのだろう。 感動的な集まりで、涙がこぼれそうになった。

もうそろそろ人生も終焉と感じるこの頃だったが、私ももう少し動き回ってみるかという気になった。外に出て日比谷駅に向かうところに、太陽の塔みたいなのがあった。そういえば彼と一緒に大阪の万博公園に行ったことがあったなあ。写真を入れるつもりだったのですが、見つからない。後程!

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