姫新線にのった

津山駅から姫路に行くには姫新(きしん)線でまず佐用まで行く。朝7時6分発、ホテルの無料朝飯は6時半から。大急ぎで食べて駅に急ぐ。1両の列車には高校生が大勢乗っていたが、しばらくいくと全員がおりて乗客は3人になった。時刻表を見るとこの電車のあとは10時半までない。途中下車ができないと思ったとたん、トイレに行きたくなった。食べてすぐに出てきたのがいけなかった。キョロキョロすると運転手のすぐ後ろにトイレがあった。助かった。

佐用駅で姫路駅行に乗り換える。乗り換え時間は50分。その間に駅前の市役所に行き、播磨一宮の行き方を訪ねるが、宍栗市なのであまり情報がなかった。「シシクリシ」と言ったら「しそうし」ですと言われた。そんなことも知らずにやってきたのだから苦労するよな。播磨新宮駅で降りてバスで山崎まで行き、コミュニティバスで一宮伊和神社前まで行く。すんなりと行けたのは、佐用市役所の方のおかげだった。  帰りのバス時間をチェックしてのお参りをする。立派な神社だった。一緒にお参りした人の話では、伊和というのは「おわ」がなまったもので、大国主神がここで生涯を終えたので、「おわった」という意味だそうだ。大国主さんはここで亡くなったとは知らなかったが、どんな文献にも秘密になっているそうだ。みなさん知らないはずだ。でもこの人はどうして知っていたのだろうか?

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