すばらしい女性たち!

今日もアイクリニックに行き、術後の状態を見てもらう。診断はほぼ完ぺきで、感染症さえなければ1週間で安定するだろうとのこと。ありがたいことだ。同じ日に手術した人もみなさん、「すばらしい!ありがたい!」との感想だった。先日0.4しかなかった左目も1.0になっていた。まだ多少の違和感もあるが、すたすた歩ける。

昨日「ちょっとそこまで歩き旅」の本が20冊送られてきたので、これを持ってお世話になった方々を訪ねてみることにした。スタートは神保町の岩波書店のロビー。編集者のSさんに本を手渡す。先日彼女が編集した「科学にすがるな」という大変面白い本を送ってもらった。物理学者の佐藤文隆さんと、くさばさんが対談したものだ。難しいがすごく面白かった。こんなすごい本を作るのは著者と同じくらいの教養がなければできない。そんあ偉い人に、何にもなしに「会いたい」というわけにはいかないので、本をダシにしてお目にかかったのだが、ちょうどお昼時。近くの学士会館でごちそうになってしまった。おおそれ多いことだが、本を作るってのはこんな交流ができる楽しみがある。

再び神保町に戻って次は銀座に! 一昨日の冒険フォーラムでお会いしたYさんの個展を見に行った。そのときに案内状をいただいたのだが、Yさんがこんなに個性的な画家だとは知らなかった。作品はかなり大きなものがいくつかあった。それらすべてが小さな桝目にエンピツで丸を描いたもの。大きな画には円だけが1000ぐらい描いてある。ちょっと見ただけでは「なにこれ?」と思うのだが、よく見ると(よく見えるのだ!)エンピツの筋が斜めに二重になっている。まあまあ根気のいること! こんな作業を続けるのは大変なことだ。私にはよくわからないが、大阪東京で何回も個展を開き、かなりの評価を受けているようだ。こんなすごい人だとは知らずに、ため口をきいていた。失礼しました。

最近男の人でなかなかと思う人に出会わないが、逆にすばらしい女性に出会うことは多い。厳しく校正してくれたのも美人女性校正者だった。一番先にお礼を言わなければいけなかったのに、ちょっと忘れていてまだ会っていない。いそいであす会いに行こう。この女性には、全部の校正をしてくれたらビールをおごるよ!と言ってお願いした。新聞社に勤める本職の校正者なのに。

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