途中りケールゴンパや洞窟壁画、アルチゴンパを見て、今回の目的地であるドムカル村に向かう。この村は上、中、下の3つの村に分かれている。下村はインダス川沿いにあるが上の村は支流の上の方にある。インダス川から支流にないるとV字形の狭い谷になる。いったいどこに村があるのかと思っていると、氷河が侵食したあとの広い谷に集落が出てくる。狭い谷の奥にこんなに広い草原があるのは驚きだ。こんな別天地をどうやって発見したのだろう。下村は300人ぐらい、後は150人ぐらいの集落が上に続いている。ドムカル上村のさらに上の4100mのところにはクラムリックという小さな村がある。広くていい場所だが、寒そうだし畑もできそうにもない。今回はそこまで上がってテントを張ることになっている。テント生活は2,3日ならいいけど5泊にもなるとけっこうきつい。
ドムカル下村の遺跡を見る。目の下はインダス川の深い谷だ。
ドムカル村のちょっと下流に石に書かれた古代の絵が出てきた。仏教伝来以前のものようだ。
私の好きな地層が見える。大ヒマラヤの創造の時期のしゅう曲構造が見える