何年前だったか忘れるぐらい前に咲いたが、最近数年は枯れたのかと思うほどだった。先日つぼみ?が大きくなっているのに奥さんが気付いた。それから2,3日で咲くだろうと思って毎夜、3階の花を置いた廊下にあがって見ていた。なにせこの花は一夜花だから、見逃すと次にみられるのは何年先かわからない。
予想よりも遅れて、今日強烈なにおいが漂ってきた。メキシコ産のサボテンの仲間で、小型のコウモリが受粉の手伝いをするという。他家受粉が起きなければ散ってしまう。日本ではコウモリが近くにいないことが多いので、花粉と花蜜を多量に用意し、強烈なにおいでコウモリを呼び寄せるという。
受粉しないまま枯れてしまうのは植物としてかわいそうなことなので、急いで窓を開け、コウモリが飛び込んできてもいいようにしてあるのだが、近くにコウモリは居そうもない。