「快適な気候」とオリンピック招致!

とんでもない暑さが続いている。こんな気候の中で屋外スポーツをやるなんて、危険極まりない。高校野球の予選をやっているが、選手は大変だろう。いやそれ以上に観客は大変。たいていは学校から駆り出されているのだが、事故があったら責任はとれるのか。責任取ったって命が失われたら取り返しがつかない。もうこの時期のスポーツイベントはやめたら!と私は思う。

しかしそうはいかない事情があるようだ。2020東京オリンピックはこの時期に行われる。もし高校野球をストップするようなことがあったらオリンピックの屋外競技も同じようにやめなければいけなくなる。文科省もスポーツ庁も強くでれないらしい。

2015年に東京にオリンピックを招致するために作ったファイルには「この時期、晴れの日が多く理想的」と書いてあった。公表されているので、ここに載せておきます。こんなウソを書いて誘致したんだ。

TOKYO2020立候補ファイル
02-大会の全体的なコンセプト
2-1 2020年東京大会の理想的な日程
東京での2020年オリンピック競技大会は7月24日(金曜日)の開会式に続いて、25日(土曜日)から9月6日(日曜日)までの開催を予定する
この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。また夏季休暇に該当するため、公共交通機関や道路が混雑せず、ボランティアや子供たちなど多くの人々が参加しやすい。さらに、この時期は日本全国で伝統的な祭が多く開催される時期であることから、祝祭ムードが漂っている。
また、重要な点として、この開催期間は他の大規模な国際競技大会とのスケジュールと重複しておらず、東京においても大会開催に影響を及ぼすような大規模イベントの開催を予定していない。(・・・暑いから!)

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