恒例になった高齢者のスキー、ことしも連休は鳥海山に来ています。最高齢のKawazoe さんは80歳、傘寿のお祝いを2200mの頂上で行おうということでやってきました。
しかし初日は雨で登山はできなかった。翌日は高気圧の縁だったので風が強くて、さらに気温は登山口でマイナス2℃、体感温度はマイナス10℃ぐらいだった。標高が上がるに連れて斜面は氷になり、シールの上にアイゼンを付けての登りになった。
強風の時には 身体を屈めて身構えないと飛ばされてしまう。そんなことを繰り返しているうちに疲労困ぱいしてしまった。9号目ふきんでついにリタイヤ。それから下りにかかるが、強風の中でシールを外してスキーを履くのは大変な作業。
私はスキーで下るが2人はスキーをザックにつけて、スキー口にアイゼンを付けて下る。すきーはアッというまに避難小屋まで下るが歩きは時間がかかる。八号目の小屋に集合して、あとは皆スキーに履き替えて下る。
天気は良かったが、登れなかったことにはちょっと悔しかったが、まあ年を考えればしょうがない。ムリして行って怪我でもしたら大非難を浴びる。若い頃なら少々危険でも突っ込んだが、今はしない。私も大人になったものだ。