東京も豪雨 天皇さまが退位だって?

東京も豪雨。昔はかなり大雨が降ったこともあるが、近年東京で豪雨ということは少なかった。しかし久々の大雨で、街中は洗われてきれいになっているような気がする。我が家は高台にあるので水の心配はないはずなのだが、舗装のへっこみがあるようで、路地は長靴をはかないと出ることができない。

夕方すこし止んできたので、急いで区役所に行って都知事選挙の期日前投票をする。まだ選挙公報も来ていない段階だが、来週は大変忙しいので早めに投票。私にとって、長く考えても考えは変わりそうもないので、期日はいつでもオーケー。さすがにまだ投票する人は少ない。立会の人も退屈そうだった。

参議院選挙の後、何かが起こりそうだと思っていたら、案の定「天皇の生前退位」という大問題が出てきた。一般の人にとっては
「もう十分に仕事を果たされたのだから、ゆっくりお休みになって欲しい」
というのが人情だ。しかし法律では生前退位はできないことになっている。生前退位を実現するためには、憲法の第一条を変えなければならない。これならだれでも憲法を変えた方がいいと思うだろう。

天皇を政治に利用してはいけない、そえこそ憲法に書かれている。しかし近年政府はオリンピック招致にも皇族を利用した。高円宮妃のスピーチはすばらしく、それで誘致が成功したとも言われるぐらいだった。天皇は皇族が政治利用されたと危惧を抱いておられるという報道もあった。しかし政府はなりふり構わずオリンピック誘致を成功させた。
「天皇がお気の毒ではないか! 憲法をかえてあげましょうよ!」
という国民の声が聞こえてくるのを政府は待っているようだ。

天皇さまが直接おっしゃるはずはない。どこかの役所がタイミングを見てマスコミに流したのだろう。マスコミだってこんな重大なこと根拠もなく流すはずはない。NHKの会長は常々
「政府がNOということを流すはずはない!」
と言っていた。ということは政府は了承しているということ。
世の中には頭のいい連中がいるものだ。拍手をしたくなる。

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