おおー! 震度6だ!

1610211424 先ほど「ミヤネ屋」を見ていたら、突然「地震警報です」と言って、番組が切り替わった。大阪のスタジオなので揺れているのが伝わった。すぐに鳥取放送(?)に切り替わって、現地の様子が映し出された。5分ぐらいの間だろうか。なんとも素早かった。

まだ被害状況は分かっていないが、鳥取の町ではふつうに車が行き来している。震源近くでは震度6弱という。震度7の熊本地震を最近経験しているので震度6というのは大したことがないように見えるが、震度6というのもかなり大きな地震だ。観測された震度7は東日本大震災、阪神淡路大震災、熊本地震だが、関東大震災も神奈川県の震源付近では震度7だったと推測されている。しかし10万人もの死者を出した東京では震度は5-6程度だった。1923年の関東大震災の時には東京付近は木造家屋ばかりで、火事が発生し多くの人が亡くなった。

まだよくわからないが本日の状況を見ていると、壊れている家はほとんどない。人も歩いている。役所の建物は最近筋交いを入れた耐震補強の建物に見える。もしほかの国で震度6の地震が襲ったら、めちゃくちゃになっているはずだが、日本の建築基準法が阪神淡路大震災後に改正されたおかげで、被害は格段に減っている。これは素直にすごいことだと認める。ネパール、トルコ、中国などにこの技術を輸出しておけば、感謝されたのに。今からでも遅くはないから、日本の目玉輸出品にしたいものだ。

大地震は連続してくるのでしばらくは警戒が必要だ。現地の人は大変だろうが、1週間ぐらいは避難生活しなければならないだろう。

おおー! 震度6だ!” への1件のコメント

  1. こんばんは。
    十五年ほど前に、先生の地学の授業を受けていたものです。
    元々鳥取は日本で一番人口が少ないので、建造物が連鎖的に崩落したり延焼したりした事案が少なかったせいもあるのではないかなあと思います。
    とはいえ、地震大国なので新しく設計された建物は、しっかり免震・耐震工事をしているんでしょうね。
    技術者の方にも、ボランティアやNGO団体の方にも頑張ってほしいです。
    私はささやかな寄付しか出来ませんが……

    十二年前、自分のサイトを作った時に先生のサイトをリンクしていました。
    今は諸事情により設けておりませんが、いまだにファンです。
    ご健勝のようで大変安心するとともに、喜んでおります。

    これからたびたび覗きに来ますので、よろしくお願いします。

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