HCDという言葉は知らなかった。Home Coming Day なのだそうだ。そういってくれればすぐわかるのだがHCDじゃわからないな。最近はいろんな大学や高校でホームカミングが行われているようだ。本日私もHCDに行ってきた。ここのHCDは同窓会ではなく同期会。卒業後30年の人たちが集まった。私は担任ではなかったが現在も一緒に遊んでいる連中が多いので無理やり参加させてもらった。実は昨年も、担任ではなかったが参加したら、その学年の担任に「何しに来たの?」と怪訝な顔をされた。まずかったのかな?と思った。今年は担任の数が少なかったせいもあって逆に歓迎された(と思っているだけかも)。
母校の講堂には180人以上の同期生が集まっていた。この人数はすごい。同期生の1/3近くが来ているのだから。高校時代嫌な記憶を持っている人たちは参加しないだろう。いい思い出を持っていても海外勤務などで出れない連中もいるだろうから、半数とまではいかなかもしれないがその程度の人数から好評価を受けていると考えてもよいだろう(楽観的過ぎるかな)。でも学校としては大成功の部類だろう。担任も誇らしい気持ちを持ったことだろう。
私は昔っから、集団があれば、積極的に参加が1/3、いやいや参加が1/3 どっちつかずが1/3 と思っている。たぶん社会や会社でも似たようなもんだろう。HCDに参加するというのは積極的な行動だから、1/3を超えるというのは、平均以上に支持されているということだろう。
今回私は消息を知りたい何人かがいた。私のことを嫌な奴だと思った人も多かったろう。生徒に慕われるかどうかも1/3法則の通りだから仕方がないことだ。でも卒業後はどうもそんな人のほうが気になるもんだ。今回会ってみてよかった。みな立派に成長し社会の中核で活躍している。実にうれしかった。いい日が過ごせたことに感謝。
※ 二次会でいい気分になっている最中にメールが入った。田部井さんが亡くなったとのこと。昔は我が家にも来てもらったり、親しくしていただいた間柄である。今夏富士山登山の姿はかなりの衰弱の様子が見えた。しかしこんなに早く亡くなるとは残念。哀悼の意を表します。
ご無沙汰です。今カナダです。写真で元気なお姿を拝見しました!相変わらず、ですね!私も相変わらず、です。