テレビを見ていたら安倍内閣の改造人事が行われたとのこと。ものすごく小池都知事の誕生、増田自民党候補の敗北を意識しているようだ。しかしこのシフトをみるといよいよ安倍政権も末期症状だなと思う。
まず二階幹事長、この人は安倍さんの任期を延長しようとゴマすり発言をした人。そんな人を重用するなんて。ついでに石原息子は、「都知事選敗北の責任は谷垣幹事長にある」と発言。谷垣さんは入院してたんだよ!意識もなく入院している人に責任を押し付けて、ごますり野郎を登用するなんて、安倍さんもどうかしている。オリンピック担当相に丸川珠代を起用して、小池百合子に対抗させようとしている。丸川大臣は森もと首相を守るために配属されただけで、オリンピックにはなんの関連もない人だ。さらに防衛大臣には稲田という女性を登用した。もと防衛大臣だった小池さんを意識しているとしか思えない。ここで勉強させて将来総理候補にするそうだが、国際状況がかなりの緊迫している状況の中で、内輪の論理で大臣にしていいのか?
麻生財務大臣を留任。これだけアベノミクスがうまくいかないのに、まだ続ける気か。さらに何のお咎めもなく石原息子を経済関係の閣僚に留任とは。経済を改善させようとする意欲はあるのか? もうメンツだけで借金をバカバカ増やそうとしている。年金資金を株に突っ込んでいいという法律改正をしたが、昨年は5兆円の損失で年金資金が失われたそうな。年金資金はわれらのお金だぞ!勝手に使っていいなんて誰も言っていないのに。若者は将来年金なんかもらえないとあきらめている。
さすがに自民党の中でもおかしいと思う人もいるようだ。岸田外務大臣も、まだ安倍さんの任期をうんぬんするのは早すぎるとけん制するし、石破元大臣も、こんな内閣いやだね!と閣外に去っていった。きっとこれが命取りになるだろうが、波乱の幕開けであることは確かだろう。
ついでだが、民進党も女性の蓮舫さんが代表になるかもしれない。政治の世界、どんどん女性が進出。小池効果だろう。久々に田嶋陽子さんが出てきたが、彼女も政界に復帰してほしい存在だ。でももう鳥越さんとおなじで年取りすぎているな!