東海道旅再開、元箱根からバスで甘酒茶屋に降りる。本当は湯本の三枚橋から畑宿を通って上がってくるのだが、今回は甘酒を飲むためだけに下がった。畑宿から箱根関所までの中間に茶屋が何軒もあったそうだが、周りには人家はない。現在はここ一軒だけだが、けっこう繁盛している。昔の風情が残っているからかもしれない。ほんのちょっとだけ昔の東海道を歩く。箱根の石畳は往来が激しかったせいで石は丸みを帯びているので滑りやすく歩きにくい。
再び箱根町にもどり駅伝博物館を見てバスで三島に降りる。この道も何回も通った道だ。今回箱根フリー切符を買ったので何回でもバスの乗り降りができる。海賊船も乗れる。三島へ下る国道はものすごいヘアピンカーブが続くが石畳道はほぼまっすぐなので距離は短い。途中山中城がある。けっこういいお城跡なのだが、見物人はいない。しばらく下がると大吊橋という名所がある。最近できたものらしいが観光バス送る人気スポットらしい。日本一のつり橋。三島や沼津の町、さらに海が見える絶景が楽しめる、らしい。
三島大社の前は何回も通ったが、中に入るのは初めて。立派な社だ。大社というのは官幣大社から来たもので、出雲大社とは直接関係ないかな? でも祭神は大山祇の神と事代主神だ。事代主命は大国主命の子どもだから出雲大社との関係はあるかな。本殿は流造だが、千木と鰹木はまさに出雲大社と同じで天を衝く格好だ。なかなか素晴らしい神社だった。お参りできたことありがたく感じて再び箱根に戻り、湯本まで降りて小田急で東京へ。
しかし次から次へと楽しいこと、見つけますよね!
あやかりたいです。