いよいよ桜シーズン 几号高低標

昔勤めていたのは茗荷谷にある高校。通勤途中に播磨坂の桜並木があった。この時期は必ずサクラ並木の下を通って通っていた。その高校は私がいるころに100周年を迎えた。その時の実行委員の仲間が毎年集まって観桜会を行っている。今年は年度内の30日に集まることになった。半ボケなので、茗荷谷のひとつ前の新大塚で降りてしまい、集合時間に遅れてしまった。
集まった人は3人だけ。みなさん半病人で、本日は病気自慢?の会になってしまった。伝通院のサクラをみて昼食。なかなかしゃれたレストラン。私の勤務時期にはなかったなあ。
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忘れていた、地理の先生だったHOSO田さんが、明治期の水準点の記号(几号高低標:几号[きごう]とよむ)の着いた石柱が宗慶寺にあるので調べてみようということになった。宗慶寺は私の高校時代の担任のお寺。もう亡くなられたが、寺の方に事情を話して、極楽水の石柱の下を掘らせてもらった。確かに水準点の記号があった。インターネットで見ると、「極楽水の石柱が再建されたときに几号高低標が埋まって見えなくなった」と書いてあった。確かに15センチほど埋まっていた。寺の方に「文化財だから見えるようにして下さい」とお願いしておいた。

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