高橋尚子が抜かれた!

11月17日(月)
 ADSLの不調で、しばらくホームページの更新ができませんでした。ようやく復旧したが、不調の原因ははっきりしない。YAHOOに何度も調査を依頼したが、どこも悪くない。唯一可能性があったのが、1階と2階にわけている電話線の干渉か(あるいは電話機の子機に飛ばす電波かもしれない)と思い、電気を使わない昔の電話機に変えたところ、現在はもとにもどった。
 この1週間は、ほとんど外界との接触がない世捨て人になっていた。本来原始メールの方が好きなのだが、今はもうネットにがんじがらめになっている自分を再発見した。

 日曜日は地平線会議の友人である松田さんが東京マラソンを走るので、朝から国立競技場に行った。招待選手は競技場からスタートだが一般参加は外の外苑からのスタート。ものすごい速さで飛びだした高橋尚子を外苑プールのそばで見てから、松田さんのスタートを見に行った。彼もかなりの飛び出しで、レースへの意気込みが感じられた。気温が高く、風がかなり強いので前半は自重した方がいいのにと、よけいなことを考えたが、松田さんにはあてはまらず、高橋尚子にはあてはまった。
 
 復路の最難所である四谷見附への上り坂の途中に1時間も前から陣取って、ラジオを聞いていた。快調にトップにたっていた高橋は飯田橋のあたりからヨレヨレになっているようで、この登りまで持たないのではないかと心配された。なんとなんと私の見ているすぐ前でエチオピアの選手に抜かれちゃった。後を振り向くと足元はふらついて蛇行している。これだけヨレヨレになっている姿はかわいそうで見ていられない。歩道を走って追っかけながら応援をしたが、先頭とはドンドン離れていく。 ゴールした後、無理に快活そうにしている姿も、ちょっと寂しくなった。もう一度走ればいいじゃない!まだ時間はあるのだから。

 松田さんは3時間2分、サブスリーにはちょっと届かなかったが、自分の実力を十分に発揮したようです。けっこういい年なのに、よくがんばれるものだと感心した。私もと、ついつい思ってしまうが、体力は正直で、もう目一杯の力で走ることはできません。みんなの走りを自分のことのように思いながら応援をすることに宗旨替えをしました。 

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