白根全企画のチャンビ写真展

160620zen1 白根全さんがペルー人の写真家マルチィン・チャンビの写真展を企画し、ペルー大使館で開催しています。写真もすごいけど、この写真展を一人の力と財力で成し遂げたことはもっとすごい。ぜひお運びを!残す日は23日(月)だけです。

チャンビという人がどんな人か、案内書を書き写しておきます。martin chanbi

「インディオは文化など持っていないと考えられていた。奴らは野蛮人だと。私はそんな風に考えたことは一度もない。なぜなら自分と根を同じくする兄弟たちや他の人のことを知っているから。しかし最も説得力のある意見はグラフィックだと思う。だからこそ、私はこの仕事を始めたのだ」≪チャンビの言葉≫

先住民の目で見、記録した彼の作品は、クスコから中南米に、そして世界に向けて発信されたのです。考古学者が、遺跡の発掘を通して謎を読み解くように、先住民の血を引く彼は、生まれ育った村、同胞たち、遺跡の写真を通して、尊厳と誇り、深い愛情をこめて彼らの歴史を語っています。

作品はMoMA(ニューヨーク近代美術館)を始め、ロンドン、パリ、アルル、ミラノ、ローマ、マドリッド、ベルリンなど欧米諸国、中南米の主要な美術館やギャラリーで広く紹介されています。           参考  http://martincambi.org.es./

白根全企画のチャンビ写真展” への2件のコメント

  1. 5/23 アサガヤメンバー5名で着物でお出かけ日。今月の訪問先は渋谷西武デパートでの深堀隆介金魚養画場。そして足を延ばしマルティン.・チャンビ写真展も見てきました。 白根氏に丁寧な説明をしていただき、作品の持つ背景と意味を知ることができました。

    • りっぱな写真展だったと思います。白根さんってエライひとでしょう!鑑賞ありがとうございました。企画者になり代わって御礼!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です