佐倉の国立歴史博物館

160826sakura1 佐倉の国立歴史博物館に行ってきました。4枚もチケットをいただいたので、そりゃ行かなければ! ということで暑い中、散歩をかねて京成の佐倉駅から歩きました。何年かぶりでしたが、こういう施設は文化国家には必要です。夏休み中なので子どもたちが大勢いるかと思っていましたが、圧倒的にジジババです。ジイさんバアさんは勉強が好きですね。

門の近くになぜか大分の臼杵の石仏がありました。もちろん複製でしょうが、日本の歴史の中でどんな意味があるのだろう。たまたまなのか、深い意味があるのか、聞いてみようと思ったが、まだ入り口まで遠いし、暑い。涼しい館内に入ったとたん忘れてしまった。次回に聞いてみよう。最近こんなことばかりだ。

160826sakura2 古代日本の展示室は改装中でしたが、あとは立派な展示です。第2展示室は子どもたちが興味を示すように、宝探しのような展示がしてあります。ポケモン探しよりも楽しいし、ためになる。学芸員の方たちが工夫を凝らしているのでしょうが、アニメに目が肥えた子どもたちの目を引くのは大変でしょう。

歴史の中に民俗のコーナーがあります。文字で書かれたものは歴史として残りますが、生活そのものは、歴史として残らない。しかし現在の生活の中にも受け継がれているものがある。それらから歴史を読み取ることができるのだろう。わが友人の森本孝さんの漁労の生活の写真が大きく展示されていた。半生をかけて世界の海辺を歩き回ってきた成果が表れている。いい仕事をしてきたんだなぁ とうらやましい感じがした。

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