隠岐島 焼火山

峠楽会の仲間であるHARAさんが、「おみやげ」といって写真の粟おこしをくれた。この文字は、私が一押しした隠岐の島の「焼火山」の山頂の神社にあったものだ。「あそこまで行ったの?」「行きましたよ!」と誇らしげに答えてくれた。私はあそこまではたぶん行けないだろうと思っていたのだが・・・この山は隠岐の島の島前にある古い火山の中央火口丘である。地図で見ると丸い島の中央部が一時期陥没してカルデラができ、その中央部に火山が噴出し火口丘を作ったことが見てとれる。

その山頂に神社がある。半分岩の中にめり込んだような形だが、これは火山活動がおわってからはるかに時間がたってから作られたものだから、押しつぶされる心配はない。しかし焼火と書くと、さも火山活動の火があるように見えるが、実はこれは「のろし台」の火だったのではないかと推察される。

まあともかく私が面白がったところに行って同じように面白がってくれたことは、私としては大変うれしい。これからもおもしろそうなところを紹介しますから、遊び歩いてください。以下は焼火神社の社殿、入り口の狛犬。

隠岐島 焼火山」への1件のフィードバック

  1. たった一つだけ持ち帰ったお土産がこのような形で記録に残るのはとても嬉しいです。
    ちなみにこれは市販品ではなく、宮司さんがお社で集まりがあった時に氏子さんのお茶菓子として作っている品です。中身は’おこし’ですが大阪の老舗菓子店の品。一度松江の菓子店に注文したところ氏子さんから評判が悪く、大阪にもどした、と言ってました。でも中身よりもこのパッケージが大事ですね。昨今の「御朱印」ブームでこちらも訪れる人がボチボチいるようですが、宮司さんが在住しているわけではないので(週に2度行くだけ)御朱印は別府港の船発着所で受け付けている、と言ってました。どんなガイドブックよりも身近な人の面白い所はやっぱり面白い、と思った焼火神社でした!

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