キャッシュレス社会?

まもなく消費増税が行われる。それに合わせてポイント還元が盛んに宣伝されている。2%の増税以上の5%還元が行われるようある。みなさんどういう選択をしたらいいか、大騒ぎだ。でもよく考えると増税しておいてそれ以上の見返りを与えるというのはおかしくないかな? それなら増税しなけりゃいいのにと誰もが思う。どこにからくりがあるのか。

1.カード(デビット)やスマホ決済にするとポイントがつくのでお得とのこと。しかし還元はカードやスマホ決済に誘導するための呼び水。ペイペイなどで決済させようということらしい。中国、韓国ではスマホ決済が90%にもなっている。わが国も負けてはいられないので、キャッシュレスを普及させようということらしい。しかしおまけのポイントは、期限付きで来年の6月までとか。要は当面の増税の目くらましということ。

2.キャッシュレスの決算をさせると誰が儲かるの?。キャッシュレス決済にすると消費は20 %
程度上がるそうだ。政府はなんとか経済を上向きにしたい。ペイペイ、ラインペイなど業者は大いに儲かる。政府はこれら業者と手を組んだ。でもペイペイはソフトバンクの子会社、ラインペイはネイバー社の子会社だ。ネイバー社は政府が大嫌いな韓国企業だ。経済と政治は別次元?

3.政府にはさらに大きな目論見がある。それは将来マイナンバーカードと連携させようというものだ。そうなればマイナンバーから個人情報はいくらでも取り出せる。銀行預金を把握できるので税金は確実に徴収できる。国勢調査などやらなくても個人情報は把握できる。分析すれば超ビッグデータも利用できる。選挙行動パターンを読めば、出口調査などしなくてもだれが当選するか即時にわかる。選挙など意味がなくなるかも。

■ 私のやれること!
 私はブログも公表し、FBで友人たちと交流している。するとパソコンには私の興味ありそうな広告が次々に表示される。もしかするとこの人と知り合いではないか? なども表示される。それで旧友と再会したという利点もあるが、どこでどう私の情報を仕入れているのか不気味に思うこともある。現代社会においてスマホやパソコン、カードを使うということは、個人情報を提供しているといいうことだから、個人情報の流出はある程度は仕方がない。
  NHKと違って民放テレビは全部タダである。インターネットもタダで情報をいくらでも提供してくれる。しかし民放やインターネット業者が善意で身銭を切って提供しているとはだれも思っていない。どこかで誰かが儲けているのだ。一番の儲け頭が電通など広告代理店なのだろう。今の社会はそうなっているんだから、文句を言っても仕方がない。

▲ こんな状況の中、私は今後どう対処するかを考えている。お国の方針に流されて、個人情報を丸ごと全部SOFTBankや韓国子会社のLINEに売り渡すか? ほんのちょっとのポイント還元におどらされて。
  私はここで立ち止まってキャッシュレス社会に組み込まれないようにしようと考えている。一致団結して国際競争に立ち向かいたいという政府の方針とは反するので、非国民扱いされるかもしれない。しかし私は貯金の残高がいくらあるかなど権力者に知られたくはない。昨日何を買ったか、何の本を読んだか、だれと知り合いか、などなど知らせる必要のない情報をさらされたくはない。

  香港のデモ学生が黒マスクをして顔を隠しているが、中国当局はとっくに学生の素性は察知している。香港も完全なスマホ社会である。当局は彼らの情報はしっかり把握している。世界情勢で不利なので今は様子を見ているが、その気になればいつでも動き出すはずだ。学生たちはそれを恐れて、必死になって外国にメッセージを送り続けている。

  私は昨年今年と上海に行ってみて驚いた。ほとんどの経済活動がスマホ決済なのだ。町での物乞い(公にはいないはず)でもQRコードをもっている。路上ライブの投げ銭もQRコードである。スマホを持っていないジイバアは家から出ることができないのだ。

  来年からはスマホを持っていないとずいぶん窮屈な生活になると思われる。政府はキャッシュレス決済を8割程度まで上げることを目標にしている。それぐらいないとキャッシュレス決済のメリットがないからだ。
  政府に協力して皆さん登録しましょうと言われる。しかし私は今ぐらいの進歩で十分でそれ以上便利にならなくてもいい。

  便利さの引き換えにリスクが大きくなるのはごめんだ。と思っていたところに今回の台風15号の停電被害。停電でスマホが使えないことで命の危険に陥ることがあるのだ。
 私の決心は確固たるものとなる。ポイントの還元などという目先の餌に飛びついてなるか。孫さん(ペイペイ)や高さん(ラインペイCEO 高永受)さらに安倍さん(総理大臣)らに個人情報を売り渡してなるかという思いをもった。

 とりあえず、こんな感じで行こうと思っています。
「カードお持ちじゃないですか?」
「Suica持っているよ!」
「登録しないとポイント還元できません」
「ポイントはいらないよ!」
「ポイントの代わりにシルバーパスをもらっているから十分だよ」

築地魚河岸水神社は移転!

築地から豊洲に市場が移るのに伴って、築地の氏神である「水神社」も移転することになった。水神社の取り壊しが7月3日から始まった、との記事があった。魚河岸水神社ではいい狛犬を見た記憶があった。台風の影響下の荒天のなか訪れてみたら、すでに遅かった。狛犬も社殿のブルドーザーの餌食に。  魚市場の人に聞くと豊洲にはまだ社殿がないので、神さまはいったん神田明神に移っていただいたとのこと。急いで、神田明神に行ってみる。社殿の横手に「魚河岸水神社」があった。これが築地の水神社の本社。なかなかいい狛犬があった。でも築地にあったものではない。築地の狛犬はいずこへ??    家に戻ったら水道局から、水使用量が先月の1.5倍になっているとの通知が入っていた。梅雨が明け晴れの日が多く花の水まきが多かったせいかもしれない。暑いのでシャワーの回数も多かったかな? それとは調節関係ないが、以下の記事!

◆ 水道法改正案が国会を通過したとか。水道事業は命にかかわることなので公営と決まっていたが、赤字続きなので民間変えた方がいいという意見があり、検討した結果民間に移管してもよいという法律ができるそうだ。先月の大阪の地震で老朽化した水道管の取り換えで大赤字になりそうなことが引き金になったそうだ。麻生大臣の昔からのアイディアとか。

民間に売り渡したら、赤字水道役所への税金の投入は減るが、たぶん水道料金は上がる。採算の取れない赤字水道は廃止される。ほとんど論議がないまま可決されそうだが、

政府はどさくさに紛れてやり放題。命の水を民間(参入を狙っているのは外資だそうだ)にまかしていいの? 瑞穂の国の水を売り渡すなんて、いったい何を考えているのだろうか?

トランプ大統領

とんでもない大統領が出てきたもんだ。就任したら少しはまともなことを言うのかと思ったら、アメリカファーストしか言わない。これまでの大統領は、世界最大の国であるアメリカは他国とのことも考えていますよ!という態度は持っていた。しかし今回の大統領は、アメリカはあちこちからひどいことをされている。もう付き合っていられない! と居直ってしまった。

私が一番懸念しているのはイスラエルとの関係。娘もその旦那もユダヤ教徒と池上さんが言っていた。彼らはイスラエルを世界に認めさせようと、大使館をエルサレムに移すという。これは国連が一番気にしていたことで、パレスチナという国を認めないということになる。イスラエルは今もせっせとエルサレムに入植地を作っている。明らかに国連の決議に違反しているが、トランプはそんなことお構いなしだ。

シリアの反政府勢力はアメリカの援助がなくなったので壊滅した。トランプはあとはロシアに任せたという。ロシアはシリアのアサド政権を復活させてしまった。いままであれだけの犠牲者、難民がでたのは何だったのか? これもまあ解決と言えば解決だが、イスラム国をどうしたらいいのか全く分からない。イスラム国はきっとアメリカにテロ攻撃をさらに仕掛けてくるだろうが、そうなったっても自業自得ということになる。

とんでもないトランプ政権にしっぽを振ってついて行こうというのが我が国の方針らしい。世界のほとんどの国は、こんな政府は長続きはしないだろうと様子見をしている。昔「ノーといえる日本人」というのがはやったが、今はそんな人いないのかな。トランプは経済人だから景気は良くなるだろう、なんてテレビではコメントしているが、そんなレベルの話ではないだろう。ああーいやだいやだ。気分は悪い。

原発廃炉費用が20兆円だって!

福島第一原発の事故後の処理に時間がかかっている。原子炉の中に溶け落ちた核燃料が溜まっている。これを取り出すことは現在の技術では無理なので、何十年もの間現状維持をしなければならない。その間、現地で冷やし続けなければならない。まだまだ技術は確立できず、保管場所を作ることもできないから、チェルノブイリ原発と同じようにコンクリートの石棺で覆うしかないだろう。

政府は福島原発の廃炉処理費用の見積もりを変更して21兆円と試算した。国家予算の1/5の費用がかかるなんて、とんでもないことだ。東京電力では負担できるものではない。ということは税金を使うことになるが、ひとりあたりでは21万円。すごい金額と思うが、実はこんなものではない。オリンピックではないが、政府の発表は控えめな数字で実際に始めたらもっと多くなる。

原発反対というと、偏った思想を持った人のように言われるが、科学的、経済的に見たら絶対にペイする発電ではない。政治家たちは、原発を稼働させたときにできるプルトニウムが欲しいので、経済的には合わなくても稼働させようとしている。もちろんプルトニウムは北朝鮮が必死に求めている核兵器の材料だ。

原発の発電料金は最も安いことになっているが、核廃棄物の処理費用は入っていない。さらに廃炉費用も入っていない。さらに除染費用等考えていない。チェルノブイリでは除染などという無駄はやっていないので、廃炉処理費用は少ない。日本はこれがかなりの費用になる。除染というのは放射性物質を移動させているだけで、減らしているわけではない。

もしもう一度原発が爆発したらもう日本国は完全に破綻する。除染費用も廃炉の費用も出なくなるから、放射能たれながしのまま生活するしかなくなる。もう少しまともに議論し、全原子炉廃炉にしなければ日本だけではなく世界中が破滅する。よくもまあ外国に原発を輸出しようなんて考えるものだ。ベトナムは日本の原発導入を破棄することにしたようだ。当たり前の考えだろう。

おいおい、博奕が観光の目玉か!

なんだかわからないうちに「カジノ法案」が衆議院を通過した。大阪府知事が旗振り役をやっているようで、テレビには何回も出てくるが、彼は国会議員ではない。どうも小池都知事ばかりが目立っているので、大阪府知事もいるんだぞ!とのアピールではないか。

しかし政府はなぜ賭博を合法化するような法案を作ろうとしているのか?大阪の万博構想の中には「カジノ」がある。それは橋下前知事が構想したものらしい。さらにアメリカ大統領のトランプはカジノをいくつも経営している「カジノ王」だ。安倍さんは真っ先にトランプタワーに行って「日本にもカジノを作ります」と約束してきたのではないか。だから急いでいる!

昔、美濃部都知事は東京では公営ギャンブルはやらないと言って当選し、競輪場などはなくなった。でも競馬場はあるけど。いずれにしても賭け事というのは必ず胴元が儲かるようになっている。解禁されたら一番先に暴力団が関係してくるに決まっている。依存症が心配されるというが、そんなことは大したことではない。パチンコ依存症の人はとてもカジノなどには行けないから大丈夫。

それよりも巨額なアングラマネーの洗浄など、裏経済世界が変わることの方が大変だろう。中国のにわか富豪たちはホンコン・マカオでとんでもない金を使い、政府上層部に納金していた。汚職のリサイクル! 習近平政権は汚職撲滅を掲げ監視を厳しくた。するとコンコン・マカオのカジノ経済が回らなくなて来た。そこでカジノ業者たちが目を付けたのが日本だ。世界中から怪しい連中がどんどんやってくる。

どんなお金であろうが、お金に印が付いているわけではないから大歓迎というのが今のアベノミクスの立場。なりふりかまわず経済経済と騒ぐ。日本には「武士は食わねど高楊枝」という心意気があった。 
 世界的に有名になった「おもてなし」だって、見返りを要求するのは「おもてなし」ではなく、汚職だよ。まともな観光立国を目指してほしいものだ。

もんじゅ、やっと廃炉か!

やっと「もんじゅ」の廃炉が近づいた。政府は21日、高速増殖炉の「もんじゅ」(福井県敦賀市)の存廃について議論する原子力関係閣僚会議を開き、菅官房長官は「廃炉を含め抜本的な見直しを行う」と表明した。

高速増殖炉は、使った以上のプルトニウムを生み出す「夢の原子炉」といわれる。物理学的に考えてこんなことあるはずはない。プルトニウムが増殖するめにはどこかでエネルギーを注入しなければならない。夢の原子炉は文字通り夢で、できるはずはない。1994年4月に実際に動かしてみた。しかし翌年ナトリウム漏れ事故を起こし、2010年5月に再稼働したが、同8月また重大事故で増殖炉は停止し、現在に至っている。

「もんじゅ」はすでに約1兆円の費用が投じられているから、もったいないとの意見がある。しかしできるはずのないとわかっているのにお金をかけるのは詐欺だ。経済界は、費用対効果は全く見込まれていないことにやっと気が付いたようだ。なんでこんなことが分からないのか。文部科学省はまだ存続をしたいようだが、文科省には科学者はいないのか?

さらにいえば「もんじゅ」はプルトニウムを作るための原子炉である。発電はそれほど重視されていない。しかし日本にはもうすでに核兵器6000発分のプルトニウムの蓄積がある。これ以上増やすことはアメリカが許さない。北朝鮮に盗まれたら大変だ。秘密裏にかなりのプルトニウムがアメリカに運ばれていることは、先日明らかになった。アメリカが「もうやめたほうがいいよ!」と言ったのだろう。

いずれにしても垂れ流し、トイレのないマンションと同じ「原子炉」が廃止に向けて動き出すのはうれしい。余った原子炉を外国へ輸出するなどという犯罪を起こさないように見守らなきゃ。

舛添さん、辞めさせられた!誰に?

何だったのというぐらいにあっけなく舛添さんが都知事をやめた。都民、マスコミの勝利だとはしゃいでいるが、私はあんまりすっきりしない。舛添さんの人品人柄は「せこい」けど、それは知事をやめさせるほどの悪いことなの?? 本人が言うように法的にはほとんどが問題ない。ホテル三日月で会議が行われたかどうか、それだけが問題。家族旅行でした。処理を間違えました、ごめんなさい! と言えばすんだ話。これまでたくさんの政治家がこれですんでいたのに。

自民党、公明党はなんとかシャンシャン!で行こうと思っていたのに、舛添さんが粘るものだからしぶしぶ引導を渡さなければいけなくなった。下手をすると自分のところに飛び火していけないので、大急ぎでみんなないことにした。都議会が終わったら何の追及もなくなった。彼らからすれば、もう終わったこと! なのだろう。もう追及どころではなく次のステップ。誰を次の知事にするか大騒ぎ。

小池百合子、 蓮舫 の名前が取りざたされているが、この人たちは皆ダミーで、奥の方で様子見している大物がいることは明明白白。インターネットでは奥にいる大物はどうもオリンピック委員長と言われている。国立競技場でケチをつけた舛添さんが嫌い、女の政治家はさらに嫌いという人らしいので、自民党から出てくる人は石原息子しかいない、というのが裏の話とか。なかなか説得力のある説だが、野党から誰が出るかによっては、話は変わりそうだ。

ところでそれとは話は違うが、舛添さんが終わったら次は甘利大臣のわいろを取上げるのがマスコミの仕事だろうに。なぜお金はもらったが、適正に処理していると言えばそれでいいのか? もっと追究してほしい。舛添さんよりもはるかに人品人柄がいやしいじゃないか。さらに嘘をつくことをマスコミは取り上げていたが、安倍さんの天下に公言したウソは無罪放免なの?? 世の中にどれだけ悪影響を与えたか、サミットで世界に以下に恥さらしをしたか、もっときっちり追及してよ。

今回の騒動は週刊文春に始まる。世の中がどっちに動いているかを察知すると、マスコミはみな週刊誌情報に飛びついた。そして「溺れる犬は叩け」とばかりに、舛添さんのプライバシーまで暴き叩きのめした。舛添さんに同情すると自分もたたかれると思ったのではないか。まったく小学生のいじめの構造とよく似ている。舛添擁護のマスコミが一つもない、これはけっこう恐ろしいことだ。マスコミは権力を持っている。ただただ、「弱きをくじき、強きを助ける」ことでいいのか。背後にある何かを掘りだすのがマスコミの役目だろうに。

マスコミに逆らうとどうなるか、よく解った舛添事件であったと言える。ワイドショーで、舛添さんはもう日本にはいられないでしょうね!などと言う解説者もいた。マスコミは井戸端会議じゃないんだ!

マイナス金利??

「なんのことかわからん!」と思っている。お金をあづけると利息をとられるのは、どう考えてもわからないが、政府と日銀は本当にそんなことを始めた。総本山がそんなことをしたら銀行もマイナス金利になる。庶民は、銀行にお金を預けると金利をとられるということは納得できないだろう。銀行は金利ではなく手数料としてお金をとることになるとか。

貯金をすると金利がつくのではなく、取られる、ということは貯金をすると目減りするので、貯金を引き出す。政府はひきだした貯金を株などに投資することを期待したようだが、株もどんどん下がっているので、引き出した貯金はタンス貯金になり、死蔵される。それを狙ってますます「おれおれ詐欺」が頻発する。先行きは暗い感じだが、さてさてどうなることか。

アベノミックスはこれからどうなるのか。我が家には何の関係ないはずだが、きっと何らかの関係がでてくるだろう。でも何をどうしたらいいのか??。対岸の火事と放っておいていいのか?? とりあえずできることは参議院選挙しかないのかな??

ちょっとそこまで行商中!

裏表紙と続きで、家から走りだしているのです。

裏表紙と続きで、家から走りだしているのです。

「ちょっとそこまで走り旅」が出版されてそろそろ1カ月になるけど、アマゾンに申し込んだ本はまだ来ない。どうなっているのか?? 楽天で買ったよ! とか 本は地元の本屋で買う!という人、直接出版社に申し込んだという人など連絡が入る。時々、紙のムダだよ! とか 買わなくていいよ! とかの声も聞こえるが、私も表紙制作の長野さん丸山さんも、タイトルをつけてくれた田口さんも、みなさん自分のことのように協力してくれている。ありがたいことだ。

私も先日は群馬まで小林さん、鎌田さんに売りつけに行った。昨日は二子玉川まで8冊も担いで押し売りをしてきた。さらにあちこちに宣伝用にむりやり送りつけたりしている。まさに越中富山の薬売りみたいな気持。最初に50冊ほど仕入れ。それを売り歩いているが、売れた分だけまた買いに行っているので、ほぼ100冊は買い取った勘定になる。さらに今は池袋のジュンク堂にほぼ毎日買いに行っている。これでジュンク堂は少し見直して大量に仕入れてくれるのではないかという魂胆だ。

本を作るというのは簡単だが、本を売るというのはいかに大変か、身をもって感じている。私は商売をしたことがないので、分らなかったが、商売人のみなさんはいろいろ大変な思いをしているのだなあと感じる今日この頃。さあ今日もジュンク堂に行って買わなきゃ。・・・・でもこれって自分で自分の足を喰っているタコと変わりがないんじゃない??? どうにも計算ができないんだけど!!

上の大きな画像をクリックすると、創文企画につながります。そこから買ってもらえば、皆さんには一番いいのですが。・・・・

甲州柿 本と物々交換

151211kaki 山梨の一宮町のNさんから立派な甲州柿が送られてきた。今年は全般に不調でNさんのモモ畑のお手伝いはほんの数回しか行けなかった。それなのにモモを送ってもらい、またまた干し柿も送ってもらった。申し訳ない。御礼にこんど上梓(じょうし)した本を送った。物々交換にはちょっと足りないが、それで勘弁してもらおうか。

 物々交換と言ったが、「本」では糊口をしのぐことはできない(ヤギならできる?)が柿やモモなど食べ物は生きるために最も必要なものだ。食物や道具を作る仕事は、「働いている!」という感じがひしひし伝わる。しかし口先三寸のテレビや本、さらに金融商品だとか株式とかは、お金は儲かるかもしれないが、どうも虚業という感じがする。そんなもんなくたって生きていけるのに。

 勘弁してもらおうかと言ったが、とても等価交換ではない気がする。やはり来年御礼働きをしっかりせねばならないなあ。モノの価値を決めるのは何か・・・昔経済学の授業で習ったような気がするが、よく解らん! 

東海道新幹線火災 箱根警戒レベル3

1-これまで一度も死亡事故を起こしたことがないと言われていた東海道新幹線。思わぬ形で死亡事故が起こった。新大阪行きの「のぞみ」が小田原の手前を走行中、1号車最前列にいた71歳の男が灯油?を撒いて、自分にもかけて火をつけたという。急停車して乗務員が消火器で火を消したというが、巻き添えで女性が一人なくなり、重軽症者20人もいるとの報道。
 なんで?? まったく意味がわからない。71歳の分別もあるだろう男が、なんでそんなことをするのか? 我が同年代、ますますよくわからん。もしかするとテロ? 一号車の一番前で運転席に火をつけて列車ごと自爆しようと考えたのではないかとも思った。・・・でもやっぱり分らん。

2-同じころ、小田原から20キロほどの箱根火山が小噴火したとの報道。これまで水蒸気が増えて噴火が心配される状況だったが、今日の日ろごろにごく小規模だがマグマ水蒸気爆発が起こったとの報道。警戒レベルが3に上がり、大涌谷周辺の1キロの住人には避難指示が出た。
 箱根と言っても噴火の危険はごく一部だから、芦ノ湖などは大丈夫。観光に来てくださいとの宣伝がされていたが、もう行く人は少なくなるなぁ。自然現象だから、しょうがない。
 なのに商売に影響すると騒ぐのはなぜか。お客さんは安穏を求めてやってくるのだから。商売よりも命を大事にしてほしい。

3-昨日のギリシャショックで、株価が大幅に下がった。今日も下がり続けるかと言われたが、ちょっと持ち直してかろうじて2万円台を維持している。八方ふさがりになりつつある安倍政権は、いまやアベノミックスは株価高だけがたより。もしこれがこけたら安保論議もアウトになりそうだ。いまや必死で株価維持を図っているのだろうな。日本の借金は1,000,000,000,000,000円を越えてている。もう返せる金額ではないそうだ。でもギリシャのようにはならないと財務大臣が言っていた。外国に借金をしているのではなく、日本国民に借金をしているだけだからだそうだ。・・・どういう意味? 日本人の借金は踏み倒せばいいということなの??

 ひま人は1日テレビを見て過ごしたが、分らんことが多すぎる。きっと老齢で、理解力が不足しているからだろうと思いながらも、みな本当にわかっているのかな? と思う。

 
 

ガソリン価格が下がっている?

150107oil ガソリン価格が下がっているそうだ。日本のように円安で輸入物価が上がっている国にとっては大変ありがたいことだ。原発が止まって、石油代がかかると困っている電力会社にとってはありがたいことだろうが、物知りの人は、石油価格が下がると原子力発電所の再稼働が難しくなると解説している。なるほど誰にとってもいいことではないのだ。

我が家では車で出かけることは少なく、ガソリン価格がどれだけ下がったか、よく解っていない。しかし暖房用の石油は3週間に一度ぐらい36リットルを購入している。本日も車いすで石油を買いに行った。前回よりもかなり下がっているかと思っていたら、3312円。前回に比べて1円も下がっていない。輸入価格は半分になっているというのだから、せめて3割ぐらいは下げてくれよ。しかし2%をインフレターゲットにしている政府は、物価が下がるような指導をしていないようだ。

石油価格の下落は世界経済に大いなる影響を持ち、下手をすると国が破産する可能性もあるのだそうだ。そんだけ影響があるのに、我が家の経済に影響がないのはなぜだろう。どこかでほくそ笑んでいる人がいるのだろうが、我々にはわからない。

 

 

アベノミックスは失敗だったの??

 昨日帰ってきて新聞を何紙か読んでみた。どう読んでも今回解散総選挙をする理由が分からない。テレビで安倍首相の話を聞いたが、なにかかなり焦っているように感じる。野党の体制が整わないうちに有利に選挙をするのだと一部の新聞には書かれているが、そんな子どもだましみたいなことは一国の首相がやるはずはない。
 
 私は昨日まで済州島でサッカーに浮かれていた。しかしそれでも韓国経済や日本経済のことも考えていた。2年前に来た時、1万円両替すれば15万ウォン来たような気がする。今は1万円で9万ウォンしか来ない。韓国に対しても円はこんなに価値のないものになっている。60%近い下落だ。これじゃ日本人は韓国旅行はできない。日本に呼び寄せて稼ぐしかない。

 7月から9月にかけてのGDPはマイナスだそうだ。これを見て安倍さんは消費税10%はあきらめて、解散することにした。大企業だけは業績がアップしているが、中小企業は円安の直撃を食って倒産寸前だ。そりゃ輸入価格が35%も上がってしまっては、2%ぐらいのインフレではまったく収支は合わない。安倍さんはこんな状況を知っているから、消費税延期などとまやかして、一般大衆に受けようとしている。そのため、こんどは大企業者や官僚からはすこぶる評判は悪くなっている。

 消費税を担保にして大企業の法人税を下げようという計画は潰えた。中小企業だけでなく、大企業の反発も受けている。安倍さんまさに四面楚歌。いまごろ、「なんで解散」なんて言ってしまったのだろうと布団をかぶって後悔しているのでは。たしかに野党は何にもできそうにもない。やはり安倍さんの圧勝だろうな。せめて共産党が倍増することを望もうか。みんなの党や維新の党なんかよりもまともそうに見える。それにしてもわが先輩の小沢さん元気がないなあ。

道ゆく芸能研究会 お猿の学校

3月18日(木)
「道ゆく芸能研究会」という名前の会がある。猿舞座をやっている村崎修二さんが主催し、各地のお祭りなどで大道芸をやっている人たちの伝統文化を伝えていこうという趣旨の会である。村崎さんは宮本常一先生の意をうけて周防で猿回しを復活した人で、自身も猿回しを昔ながらにやっていた。アトム(安登夢だったかなあ、ちょと忘れた)と組んでやっていたころ何回かみたことがある。テレビには出なかったので有名ではなかったが、昔ながら大道で演じている姿はみごとだった。お猿のアトムくんの毛並みがものすごくきれいだったことが印象的だった。太郎、ジローはテレビで有名だったので、アトムもテレビに出ないの?と聞いたら、猿でも(?)テレビに出るのは大変なストレスがかかり、毛が抜けたりするんですよと聞かせれ、なるほどと感心したものだ。

私は30年ほど前に宮本千晴さんに「お猿の学校」の東京PTAをやれと言われて、村崎さんとは何回も会ったことがある。3年前「宮本常一没20年記念 まつりはエエもんじゃ」佐渡芸能大学に誘われて、佐渡で道ゆく芸能を楽しんだ。
1ヶ月間佐渡の各地の神社、公民館などで大道芸を演じていた。大勢の芸能人を集め、演じた祭りだったが、昔のように神社いっぱいの人が集まるわけではなく、投げ銭もそんなにはないので、主催者は大変だったろうと心配だった。佐渡には米山俊直先生や高石ともやさんなどが応援に駆けつけていた。

その村崎さんが、昨年10月に安登夢の公演で倒れたという。長嶋監督と同じような病気だったようだ。今年は年賀状が来ないので、どうしたのかとは思っていたのだ。なんとかリハビリの結果回復をしてきているという便りをもらったが、心配事が残っているようだ。

投げ銭で生計を立てている「道ゆく芸能」家たちは倒れると直ちに生活に響くのでしょう。人伝てによると一昨年の佐渡芸能大学の芸能人の宿泊代などの残務が残っているのだそうだ。急いで些少のカンパをしたところ、筆書きのお礼状が来た。ちゃんと字が書けるのだと少々安心した。
実は今年から始める「旅するみわ塾」の名前は「道ゆく芸能大学」のパクリみたいなものだ。本家「道ゆく芸能」がふたたび活動できることを念じているところです。

右の写真は「人形劇団くぐつ」のホームページにのっていた写真で、今年の1月「安登夢の公演」とありました。今は回復して、活動を再開されているようで、安心しました。(この写真は大きくなりません))

うれしい便り 高校合格!

3月10日(水)
昔からの地平線会議の仲間であるW辺京子さんからうれしい便りが届いた。先月あったとき、娘が高校受験なのだけど、あんまりできなかったと言っているので・・・・・と心配そうだった。「できた、できた」と言っているやつに限って受からないことがおおい。できなかったと言っている方が、自分成績を客観的に見ているので、受かっていることがおおいよ。と学校の先生のようにアドバイスをしておいた。私は最近会っていないのでよくはわからないが、このかあちゃんととうちゃんの子どもなら間違いないと確信していた。

無事、神奈川県立高校に受かったと聞いてほっとした。・・・・私立の25万円の入学金、公立の5650円、この違いは地平線会議的な生活をしている我が家にとってはありがたいものです。おまけに近所の方に制服をいただきサイズまでピッタリ。オー ビンボーにはビンボーのよき神がいるもので、ありがたや~の世界です。と書いてありました。

いまの世の中は民間へ民間へと向いています。早稲田の付属小学校では350万円の寄付を面接時に要請するとありました。非難されても、合法的だとうそぶいていますが、受験を目の前にした親の弱みにつけ込んで要請するのはあまりにも非教育的じゃないかな。私立へ私立へとみんなの目が向いているのですが、本当にそんなによいのでしょうか? 私が公立高校にいたからひいきするわけではないが(多少はあるけど)、公立もそんなに悪いところではないはずですよ。

W辺家のように、どうしても公立でなければならないと言う人も多い。全部が全部、私立に行きたいわけではないでしょう。公立はどれといって特色がないという特色があります。私立は生き残りをかけて特色を強く打ち出しているが、その色に染まりたくない親も子もいるはずです。特色がなければ自分でそれを作り出すという楽しみがあっていいのではないでしょうか。
最近は公立高校もさまざまな特色をもった学校を作りはじめています。国際高校とか総合高校、進学重点高校、6年生高校、単位制高校、などなど。それらもおもしろいのだが、しばらくすると流行は廃れて、また混乱してきます。そのときに小回りができるのだろうか心配です。

私は、あんまりいろいろ凝らなくてもいいのではないかと思っているが、教育委員会は何か仕事をしていなくてはいけないという強迫観念をもっているらしい。しかしそれはかなりよけいなお世話なのです。いままでやったアイディアで成功したことはほとんどない。学校群をやったらレベルは低下した。大学入試センター試験のおかげで高校3年生の3学期の授業はなくなった。土曜日を休みにしたけど、結局は全員で補修をやっている。
学校というのは社会の縮図だ。学校だけを改革してもうまくいくものではない。画一的に上からのお達しをするよりも、そこの学校で小手先の手直しをするほうがよい。これだけ分化したいまの時代、一斉の改革などうまくいくはずはないのに。

昨日、今日とグダグダと私の思いを書きました。家にいるとこんなことばかり思って、まだウジウジしそうなので、外へ出てみなさんのためになる仕事をしてこようと考えています。
でもよけいなことをしないでくれ! との声も聞こえるのですが。・・・