東京凸凹地形・桜満開 

我が峠楽会メンバーから都の中央図書館で「東京凸凹地形」ー地形から見た東京の今昔ー展示をやってるから見に行って!とのメールをもらいました。さすがみなさん地形に関心を持っていますね。先日行った荒木町の「ムチの池」の写真もありました。小さいけどなかなか面白い企画でした。何よりもたくさんの資料があって見ごたえがありましたが、写真禁止なので、メモするのに時間がかかりました。
タモリの坂道本もありましたが、さすがに「峠」はありませんでした。しめしめ、これは我らが最先端ですね。これからも新しい峠探しに歩き回りましょう。

中央図書館は有栖川公園にあるが、私は恵比寿から歩いて行った。途中でいくつか峠候補を探した。広尾駅そばの天現寺に桜が満開だった。こんな早い桜は河津桜かな??

水仙忌 その前に快気祝い

 夕方から宮本常一先生の水仙忌(37回忌)が、西国分寺の東福寺で行われた。37年前の葬儀の日は寒い日だった。北海道で牧場をやっているT君たちが提灯を持って交差点で道案内をしていたことを思い出す。彼らも今年はもう定年になる年だ。今年は異常なくらい暖かい。世の中も異常なくらい変化していることを感じる2017年かな。
 先生がなくなったのは73歳、集まったかなりの人が先生の年齢を超えた。私もそろそろかな。お目にかかったころには年配の感じがしていたが、まだ今の私よりもずいぶん若かったのだ。逆に言えば、私もずいぶん年配の人と思われているのだろうな。
 島根県に住む曹洞宗の僧侶であるYAMASAKIさんが毎年上京しお経をあげ、ありがたいお説教をしてくださる。今回は人間はどうボケていくのか、体験を通して話してくださった。納得すること多々あり。

 水仙忌の前に、西国分寺に住むSHIMOJJIMAさんの快気祝いに呼ばれたので、そちらにも伺った。昨年暮れに胃や腸からの出血で倒れ、救急車で運ばれ入院した。もうほとんど黄泉津比良坂を下りきる寸前で奇跡的に回復したそうだ。マロワリ何とかという聞いたことがないような病気だったと、入院書類を見せながら説明してくれた。後の仲間もみなかなり重大な病気や手術を受けた人ばかり。2016年はみなにとって結構大変な年だった。今年は回復の年と祈念しながら分かれて、水仙忌に向かった。
 

東京峠楽会 西郷山を歩く

2月のぶらりバークラブは、東京峠楽会に変わることになった。その第一回の散歩コースはちょっと印象に残るような峠道にしなければいけないなと考えていた。東京地形図を見ると渋谷のあたりは細長い台地に小さな谷が切り込んでいる場所が多くあった。その中で一番典型的なのが、上の地図で矢印をしたトンネルの場所だった。両方から谷が入り混んでいる。前にも歩いたことがあるが、トンネルの上は昔の三田上水が通っていた。三田上水は目黒区の三田の高台を通る上水で、玉川上水から別れたものだった。とりあえず地図を作ってみた。

本日午前中にはZENさんの報告会を聞いてきた。先日ペルー大使館で行われた「マルチンチャンビ」の写真展を企画した人だ。この写真展が高く評価され、各地でお話をすろことになったようだ。本日はペルー大使館のすぐそばの会場で、お昼をいただきながらのお話だったが、ZENさん独壇場。他の報告者を寄せ付けない圧倒的知識を披露していた。会場にはZENってだれ?という人もいたが、我が知り合いの人だということで、KAWADAさんNAGAOKA夫妻と気分良くお昼を食べることができた。昔から虎の威を借りて威張るのが得意だったが、また威張ることができそうだ。

 

 

葛西臨海公園 水仙

今が見頃というので、お昼を食べてから出かけた。我が家から葛西臨海公園駅までは、有楽町線の終点、新木場で京葉線に乗り換えてひとつめ。駅前からすぐに公園は広がっている。大観覧車の下あたりに水仙畑があった。もうちょっとさかりは過ぎた感じ。明後日1月30日は宮本常一先生の命日で「水仙忌」 1年ぶりに昔の仲間が集まる会になった。みなさんに会えるのが楽しみになったが、だんだん欠けていくのが寂しいことだ。

帰りはバスに乗ってみた。堀船行き。途中江戸川陸上競技場が見えた。いつも60最超のサッカーをやっていた場所だ。反対側から見たことがなかったが、立派な親水公園が作られている。江戸川と荒川を結ぶ運河だったようだ。ぶらりバークラブの時にも行っていない。こんど歩いてみなけりゃ。

水仙だけでなく、河津桜、梅、蝋梅 などいろんな花が咲いている。遠くにディズニーランドが見える。遥か彼方には海ボタルも見えた。

初めて晴れた! 樹氷見物!

  天気予報は27日の午後から荒れ模様ということだった。山形県の海側の酒田などではもう強風注意報、警報がでてきたので、今日は一日温泉かなと思っていたら、急に青空が出てきた。昼間ではなんとか青空は持ちそうなので、急いでゴンドラに乗って頂上へ。すばらしい樹氷原を見ることができた。頂上付近はもうモンスターになっているが、下はもう一息。2月が一番見所だという。ライトアップもあすからだそうだが、私たちには十分すぎるほどの風景だった。満足して温泉街のレストランで食事をして、もう一回行こうかと外に出たら、風の音がすごくなった。気象庁の予報どおり、荒れ模様になってきた。急いでホテルに戻って、帰り支度。温泉から出てくると、雪まみれの人が戻ってきた。上のゴンドラは強風で停まったので、帰りは大変だったとのこと。早めに切り上げて良かった。早めに山形駅に向かい、駅前でご苦労さん会。東京には11時前についた。

天気予報は晴れなのに

天気予報は晴れなのに、一日中雲が多く、頂上付近は100mも視界がない。午前午後行ってみたが、全くダメで、蔵王の樹氷見物は今回見られなかった。残念。下の方で間もなく樹氷になりそうな赤ちゃんを見ることで、とりあえず満足する。

半分ぼけているので、ロープウェイに乗ってカメラのメディアを忘れたことに気付いた。のんびりと、とりに帰って休憩して、再びゲレンデにでてコーヒーを飲んで休憩。昔ならありえなかったことだが、いまはそれで満足。十分スキーを楽しんでいる。本日も写真は半ボケばかり。

蔵王スキー場でジャンプ週間

先週まで蔵王スキー場では国際的なジャンプ大会が行われていた。宿も満員だったようで、皆さんほっと一息ついている感じ。しかしスキー場はガラガラ。頂上付近のモンスターはまだできていないが、カマラrマンは大勢来てシャターチャンスを狙っているが、天気は良くないので、皆さん寒い中ビールを飲んだりしている。

我々はオールドスキーヤーらしくふもとの食堂で、お昼休憩。数時間。この食堂は仲間の皆さんのなじみなので、いくらいても追い出されることはない。同じようなお年寄りグループがコーヒーなどたしなんでいる。他には4人組のオーストラリア人。我が宿にも3人組のオーストラリア人がけっこう長逗留している。これからの対策はいかに外国人を誘致するかだな。

蔵王権現さま

朝から山形新幹線で、町内会のおじさんたちと蔵王温泉にきています。昨年も同じころに来る予定でしたが、体調不良でキャンセルしたために2年ぶりです。スキーができるかどうかを試してみようと思っていました。昨日からの大雪で、ゲレンデは新雪が積もっています。とりあえず午後はちょっと滑る予定で、出てみましたが、皆さん気合が入って快調。私も新雪を楽しみました。

最初に蔵王権現様にご挨拶をしてから滑ろうと思ったのですが、雪で扉が閉ざされていたので、外からご挨拶をして、今回のスキーの無事を祈願しました。写真数枚。

叢猫戯画(そうびょうぎが)

毎年集めている長野亮之介画伯のカレンダーの題名だ。今年は酉年だが、そんなことはお構いなく猫が主役。新年会の時にT君に頼んだつもりだったが、反ボケ状態なのでやはり「つもり」だったようだ。本日製作者のMさんに会って、手に入れることができた。さすがの力作だ。

トランプ大統領

とんでもない大統領が出てきたもんだ。就任したら少しはまともなことを言うのかと思ったら、アメリカファーストしか言わない。これまでの大統領は、世界最大の国であるアメリカは他国とのことも考えていますよ!という態度は持っていた。しかし今回の大統領は、アメリカはあちこちからひどいことをされている。もう付き合っていられない! と居直ってしまった。

私が一番懸念しているのはイスラエルとの関係。娘もその旦那もユダヤ教徒と池上さんが言っていた。彼らはイスラエルを世界に認めさせようと、大使館をエルサレムに移すという。これは国連が一番気にしていたことで、パレスチナという国を認めないということになる。イスラエルは今もせっせとエルサレムに入植地を作っている。明らかに国連の決議に違反しているが、トランプはそんなことお構いなしだ。

シリアの反政府勢力はアメリカの援助がなくなったので壊滅した。トランプはあとはロシアに任せたという。ロシアはシリアのアサド政権を復活させてしまった。いままであれだけの犠牲者、難民がでたのは何だったのか? これもまあ解決と言えば解決だが、イスラム国をどうしたらいいのか全く分からない。イスラム国はきっとアメリカにテロ攻撃をさらに仕掛けてくるだろうが、そうなったっても自業自得ということになる。

とんでもないトランプ政権にしっぽを振ってついて行こうというのが我が国の方針らしい。世界のほとんどの国は、こんな政府は長続きはしないだろうと様子見をしている。昔「ノーといえる日本人」というのがはやったが、今はそんな人いないのかな。トランプは経済人だから景気は良くなるだろう、なんてテレビではコメントしているが、そんなレベルの話ではないだろう。ああーいやだいやだ。気分は悪い。

東京峠楽会

 もう一通の手紙には新しく楽会(がっかい)を作ったから、自分を足立支部長にするようにとのこと。ということで「東京峠楽会」というのができました。ブラリバーの「東京都内峠巡り」が学会じゃなくて楽会になりました。3月からは「東京峠楽会」で活動を始めることにいたします。なにせ女子大生の提案ですので、無視することはできません。

支部長ポストはあと少し(?)ですから申し出てください。すでに足立支部、新宿支部、練馬支部、阿佐ヶ谷支部、板橋支部、上福岡支部は支部長が決まっています(知らなかったという人も任命されています。事後承諾)。早い者勝ちですのでまだ申請していない方は、次回ブラリバーじゃなくて「東京峠楽会」のときに申し込んでください。次回は2月18日(土)中目黒駅改札 1:30 集合。

最近、「改札口が2か所あるのに、どちらか表示がない。講師怠慢だ!」などモンスターペアレント並みの非難が寄せられていますが、私だって、どこの駅に改札口がいくつあるなんて知るわけないです。行ってみてウロウロ歩いてみれば、大体は会えるものです。1月の会のとき、心配な人は1時間も前から来てウロウロしていました。知らない街をウロウロするのは楽しいものだとのこと。これこそ「楽会」です。皆さんも「楽会」を楽しんでください。

お詫び!ハラリ違いでした

 池上さんの推薦の本、「サピエンス全史」の著者がヘブライ大学のハラリさんと聞いたので、TAGUCHIさんのところに来ていたハラリさんだと早合点して、ここに紹介してしまいました。著者の写真を見たときに、「私があった人よりも、ちょっと若いなあ!」と思ってはいたのですが、期待のほうが大きくて、つい見過ごしてしまいました。
 本日TAGUCHIさんから、「ハラリなんて名前はイスラエルにはいくらでもいるんだ。私の知り合いとは違うよ!勝手に知り合いにするな」とお叱りの手紙。お詫びして、訂正します。申し訳ありませんでした。
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サピエンス全史

池袋のジュンク堂へ行って、サピエンス全史を買ってきた。白内障の手術の後、遠くはよく見えるようになったものの、近くが見えないので本を読むことが少なくなった。こんな大著を読むのは久しぶりだ。

でも2ページぐらいまで読んだところで、もう疲れて(目と気分が)あとは目次だけを見た。ビルゲイツ、ザッカーバーグとか山際壽一と堀江貴文、池上彰らが推薦しているので、読まなけりゃというプレッシャーはあったが、どうにも進まない。

帯に書かれた推薦文は
「歴史と現代社会の最大の問題に取り組んだ書」
「進化と文明の歴史を幸福の視点から問い直す」
「妄想力こそが人類の礎、虚構の上築かれた人言の壮大な文明の歴史を描ききる」
「ホモサピエンスだけがなぜ生きき残り反映できたか?そんな疑問を丁寧に解説した一冊」(堀江)
「人類史の常識がいま覆る」

まあまあ、新聞各紙が大絶賛、NHKクローズアップ現代でも大反響。結局今日は5ページぐらいまでしか進まなかった。こりゃ推薦人の池上彰さんに解説してもらったほうが良さそうだ。半ボケの私の脳みそではむりだ!
ハラリさん、ごめん!

年賀はがき抽選 サピエンス全史

1月15日が、昔は成人の日だった。晴れ着を着た人が雪に降られている風景がテレビで撮されていたが、いまはセンター試験の日だ。毎年雪国では電車が遅れて混乱するが、今年は特別強い寒波がやってきており、日本海側や名古屋付近では電車やバスが遅れて大変だったようだ。

東京は雪に気配はないが、とてつもなく寒かった。ストーブにあたりながら、年賀はがきの当選番号を探す。12枚、切手シートが当たった。昨年よりもだいぶ確率が良かった。今年はいいことがありそうだ。

気分は高揚し、寒い中でも池袋まで歩いて行き、ヤマダ電機でパソコンのマウスを買った。マウスというのはねずみのしっぽみたいな線がくっついていたが、いまのは無線で使うことができる。線が混んがらなくていい。

そのあとジュンク堂に行き、ヘブライ大学のハラリ教授が書いた「サピエンス全史」という本を立ち読みする。池上彰さんが絶賛する本だ。立ち読みするにはちょっと無理な内容だ。目次だけ見ても134億年の歴史を書いた壮大なもので、人類の行く末を予言する本であろう。

ハラリさんは東大に交換教授として来日していた。身元引受人は我が友人のTaguchiさんだった。彼女に連れられて神田の出雲そばでハラリさんと一緒におそばを食べたことを思い出す。さらに我が友人のkawaiくんがへブライ大学に留学した時にお世話になったのもこの方だ。いちどみなさんと一緒にこの本の批評会をやりたいものだ。そのためには買わなきゃいけないが、上下巻で5千円もする。いやそれだけの価値はありそうなので、あす買いに行こう。

四谷階段?

寒い日だった。曙橋の駅から外に出るとちらほら雪が舞っていた。しかしそれだけで、積もるほどにはならなかったので、いつもどおりぶらりバー峠越え編を続行した。峠越えが目的だが、本日は新しい人も多く、ぶらりバー化石川探索をまず最初に行った。むかしフジテレビがあったあけぼの橋商店街が昔の川だったことを確認して階段を上り、合羽坂を下り、津ノ守坂を途中まで登った。「津の守」は松平摂津守の屋敷があったことからこの名が付いた。 続きを読む