FM電波異常と地震襲来

9月22日(月)
 台風も通過したようだ。台風一過とはいかないぼんやりした空模様だ。急に寒くなった。つい先日までの暑い夏が嘘のようだ。夏から秋へこんなに急に変化した年は、最近なかったように思う。やはり異常気象なのか! 

 そんな環境異常につけ込むようにテレビでは大地震襲来富士山大爆発など、人を脅かすような番組をやっている。地震の前兆としてFM電波の以上反射があるという。八ヶ岳の観測所で今年初めから電波の異常が続いているという。これまで阪神大震災を初めとしていくつも地震の前兆をこの観測所では捕らえている。今回はかなり大きそうだというのが、番組の根拠だ。

FM電波異常と地震との関連はありそうなので、警戒を呼びかけることは必要だろうが、テレビ番組で恐怖をあおるのはいけない。テレビ局は大災害が起こるのを期待して待っているのがありあり見える。地震は必ず来る。対策をしっかりやることしかできないのだから、そのことをきちんと伝えて、行政に対して警鐘を鳴らすような番組を作ってくれ。とぶつぶつ言いながら、この番組を全部見てしまった。

 みわ塾のテキストを今日やっと pdf でアップしました。ベトナムで通信受講者がいるので、毎回テキストをアップしておかないと怒られます。テキストでは今回の田口さんのお土産、「馬乳酒」の味を入れることはできませんでした。ゴメン! 
ところで、受講料を受け取りに近いうちに行きますから、ベトナム勢は準備をしておいてください。

 みわ塾をはじめたら、いままで音信不通の方々が尋ねてくれるようになりました。反応の大きさに驚いています。清瀬の卒業生の坂元恭子さんに、ブッチこと松田恵子さん。うん十年ぶりですが、すぐに思う出しました。まだ忘れないでくれたこと感謝! 藤沢祐誠くん、ブッチを覚えているかい?

 わが大先輩でありながらわが生徒の真嶋さんの案内で、拓殖大学の公開講座、桐生稔先生の「ミャンマー情勢」を聞いてきました。なぜビルマからミャンマーになったのか、軍政とスーチーさんの関係など歴史的視点からの現状が少し分かりかけてきました。

仏教と現状についてどなたかの話を聞きたいのですが、そんな講座をどなたかご存知ありませんか? 

ホテイアオイ 

2003年 9月18日(木)

夏の間、トレーニングをする機会が少なかったので、かなり身体がなまっていた。体重は3kgぐらい増えてしまった。そろそろ元に戻すことを考えなければ・・・・・・。

朝急に思いついて高尾山に足を向けた。平日の高尾山は静かだが中高年夫婦ばかりだ。景信山をすぎて陣馬山にかかるころ、向こうからご夫婦がやってきた。わが先輩の平井ご夫妻だった。平井さんは最近日本100名山を完登した。11月に完登のお祝い会をやることになっている。

 私の調子はまだまだで、陣馬山からそのまま下山。沢に出た所で、服を着たまま滝の下にとびこんだ。夏の沢でも水浴びは最高。元気を回復して、夕焼けこ焼けの里まで走り下った。そこで乾いた服に着替えてバスを待っていた。そこへ、陣馬の下りで一緒だったおじさんが車で追い越ついてきた。目があったら、「乗っていく?」というので、「ありがとう、お願いします」高尾の駅までヒッチハイクで到着。

 家に帰ったら、我が家自慢の常滑焼きの金魚鉢の「ほていあおい」が咲いていた。ほていあおいも一日花。ここのところ一夜花、一日花に追っかけられている感じだ。早速デジカメで撮ってみるが、デジカメは今ひとつビシッと決まらない。

こんにゃくの花

9月15日(月)敬老の日
 丸の内朝飯会は月に2回、東京駅ステーションホテルの2階食堂で行われています。前に来たときには若い人が多かったのですが、今回はかなりの年輩の方が目立ちました。

ミャンマーに思い入れがある人たちも多かったようで、あとからいろいろ話を伺いました。スーチーさんを監禁したままの軍事政権の国であることも質問を受けました。こういうやり方は当然非難を受けるべきことで、民主化を進める必要があります。

 しかし今のところ私にはどうしようもありません。ミャンマーの人自身で解決をするはずです。一般の人々の生活力はたいしたものです。どんな状況でもそれぞれ目一杯働いています。大きな力で一気に決着をつけようとしても、なかなかうまくいきません。下手に手を出すことをせずに、見守る方がいいのではないか、と答えましたが、皆さんに納得がいったかどうかは不明です。
 

ところで話は変わって、昨日小石川植物園に「こんにゃく花」を見に行きました。ミャンマーではこんにゃく専門家の馬場さんが毎日のように熱帯林の中から「こんにゃく」を見つけていました。熱帯原産のこんにゃくは時々花を咲かせるのだが、それはとてつもなく巨大だ。という話を聞いていました。インターネットに小石川植物園で「こんにゃくの花がさいた」と言う記事が出ていたので、早速飛んでいきました。NHKの昼の番組でも放送したそうで、温室の前には長蛇の列ができていました。この花は10年前にインドネシアのスマトラ島から種をもってきて撒いたもので、花が咲くのは日本でははじめてと言うことで、大変珍しいのだそうです。1週間は臭いにおいを出して虫を呼び寄せるのですが、その後はしぼんでしまうそうです。高さは3.18m、花の大きさは1m以上もあります。しばらくはこの希少植物の花をみんなに触れ回ろうと思っています。 こんにゃくの花の名前は「アモルフォファルス・ギガス」で世界一ノッポの花です。

丸の内 朝飯会

9月10日(水)
 丸の内朝飯会というのがあります。丸の内あたりに勤めるサラリーマンが朝食を共にしながら異業種交流をやろうということから生まれた会合ですが、もう30年以上も続いています。

10数年前にも一度呼ばれたことがあるのですが、今回(11日)にまたよばれました。わが地平線会議と同じように謝礼などありませんが、朝食代はタダです。(最近、地平線会議でも講師の皆様には北京亭でごちそうできるように成りました!) 

今回はミャンマーのマングローブ林について話すつもりです。いまそのためのスライドを作っています。結果はまた報告します。

みわ塾 緑陰講座

9月9日(火) 
  「みわ塾」緑陰講座も楽しく終了しました。珍しく星空が見えたし、飯盛山もコースタイムの2倍ぐらいの時間をかけてスロースローで登ったし、中山嘉太郎さんのシルクロードの話もおもしろかった。

近くに天然イワナのホウ葉味噌焼きを出してくれる店を見つけた。ご主人は悠長な人で注文してからイワナを釣りに行くのではないかと言うぐらいのんびりしている。近所の人に聞くと
「待たせるからだれも行かないよ」
という。スローライフの時代にピッタリの店だがはやらないだろう。

清里の竹早寮理事長の岩田隆子さんの話に感銘して、今回7人もの人が賛助会員になってくれた。
馬場さんは「私は三男だけど、さんじょ会員だ」などといつものダジャレで応じてくれました。来年もここで緑陰講座をやることに決定。来年は日時を変更しないように致します。今年日時変更で参加できなかった人にお詫びいたします。

 ところで、本日よなよな空を見上げると、まんまるお月様のすぐ下に火星がちょこんとくっついていました。こんなに近くにくっつくことはなかなかありません。見とれていたら火星は左下から右下に移動していきました。火星の方が小さいので移動性しているように見えますが、実は大きな月が動いているのです。なかなかおもしろい天体ショーでした。

8月のみわ塾 清里

2003年9 月4日(木)

2日にミャンマーから帰ってきました。明日からまた八ヶ岳です。八ヶ岳の「みわ塾」は8月の最終週にやるはずだったのですが、ミャンマー行きと重なってしまったので、1週間ずらしました。

そのために予定していた方々からお叱りをうけました。申し訳ありませんでした。
 今回の「みわ塾」は小規模になりましたが、金井しげさん、中山嘉太郎さん、向後元彦、紀代美ご夫妻、下島伸介さん、などなどその道の第一人者が集まって下さいます。ありがたいことです。9月の「みわ塾」は、今回の分も含めて余談時間を入れます。
 ミャンマー報告は、8月のページに入れました。