こんにゃくの花

9月15日(月)敬老の日
 丸の内朝飯会は月に2回、東京駅ステーションホテルの2階食堂で行われています。前に来たときには若い人が多かったのですが、今回はかなりの年輩の方が目立ちました。

ミャンマーに思い入れがある人たちも多かったようで、あとからいろいろ話を伺いました。スーチーさんを監禁したままの軍事政権の国であることも質問を受けました。こういうやり方は当然非難を受けるべきことで、民主化を進める必要があります。

 しかし今のところ私にはどうしようもありません。ミャンマーの人自身で解決をするはずです。一般の人々の生活力はたいしたものです。どんな状況でもそれぞれ目一杯働いています。大きな力で一気に決着をつけようとしても、なかなかうまくいきません。下手に手を出すことをせずに、見守る方がいいのではないか、と答えましたが、皆さんに納得がいったかどうかは不明です。
 

ところで話は変わって、昨日小石川植物園に「こんにゃく花」を見に行きました。ミャンマーではこんにゃく専門家の馬場さんが毎日のように熱帯林の中から「こんにゃく」を見つけていました。熱帯原産のこんにゃくは時々花を咲かせるのだが、それはとてつもなく巨大だ。という話を聞いていました。インターネットに小石川植物園で「こんにゃくの花がさいた」と言う記事が出ていたので、早速飛んでいきました。NHKの昼の番組でも放送したそうで、温室の前には長蛇の列ができていました。この花は10年前にインドネシアのスマトラ島から種をもってきて撒いたもので、花が咲くのは日本でははじめてと言うことで、大変珍しいのだそうです。1週間は臭いにおいを出して虫を呼び寄せるのですが、その後はしぼんでしまうそうです。高さは3.18m、花の大きさは1m以上もあります。しばらくはこの希少植物の花をみんなに触れ回ろうと思っています。 こんにゃくの花の名前は「アモルフォファルス・ギガス」で世界一ノッポの花です。